ユーザーのアクセス権
ユーザーと権限の詳細をDBMSテーブルVFPPF06/07 (「ユーザーをXMLファイルに保存する、およびユーザーをDBMSテーブルVFPPF06/07に保存する」を参照)に保存することを決定した場合、ユーザー・セットも指定できます。
ユーザー・セットは、以下のように使います。
· 異なるフレームワークのユーザーの詳細を分ける
· 異なるフレームワークのユーザーの詳細を共有する
例えば、2つの異なるフレームワークGENLEDGERおよびCRMを定義しているとします。
どちらのフレームワークも、ユーザーの詳細をサーバーのDBMSテーブルに保存するオプションを選択します。
どちらのフレームワークも同一のLANSA区画で実行するものと仮定すると、2つのフレームワークがユーザーの詳細を同じDBMSテーブルに保存します。
DBMSテーブルに保存されたユーザー・プロファイルは共有されるのでしょうか、あるいは分けられるのでしょうか。
ユーザーの詳細を共有するには、両方のフレームワークに同じユーザー・セット名を与えます。
ユーザーの詳細を分けるには、両方のフレームワークに別々のユーザー・セット名を与えます。
デフォルトのユーザー・セット名はSYSTEMです。
ユーザー・セット名には10文字までの連続した英大文字(つまり、空白を含まずAからZのみ)を使用することを強くお勧めします。これにより、現在や将来のコード・ページ変換の問題のリスクを最小限にできます。
分けるとは実際には分割することに注意してください。
ユーザー・セットAのUser1は、ユーザー・セットBのUser1と無関係です。