クエリー・プログラムについて他に知っておくべきこと
クエリー・プログラムは、UF_TRVRSからの対象のオブジェクト・タイプのシグナルをリスニングし、そのオブジェクトに関する情報を格納します。
クエリー・プログラムは、オブジェクト情報を選択した方法で格納できます。オブジェクト参照をコレクション内、または(現在のアイテムの.RelatedReferenceプロパティを使用して)リストやグリッド単位で格納することができます。または、シグナル受信時にオブジェクトのプロパティ情報を取得し、通常のリストのフィールドに格納することもできます。
フレームワーク・オブジェクトには次の2種類があります。
· VF_FPnnn(例:VF_FP003)のような名前を持つ通常のオブジェクト。このオブジェクトには複数のインスタンスがあり、オブジェクト参照がある場合には、特定のインスタンスへの参照になります。ユーザーには、インスタンスのすべてのプロパティに対するアクセス権が自動的に付与されます。
· VF_FPMnn(例:VF_FPM09)のような名前を持つメンバー・オブジェクト。このオブジェクトは、パフォーマンス上の理由から次のように設計されています。この場合、実際のインスタンスは1つだけで、すべてのインスタンスのプロパティは、その単一のオブジェクト・インスタンスの内部に格納されます。特定のインスタンスのプロパティを取得するには、CurrentMemberGUIDというプロパティをそのインスタンスの値に設定しておく必要があります。
この例での主要なフレームワークのオブジェクトは次のとおりです。
VF_FP001 | フレームワーク |
VF_FP002 | アプリケーション |
VF_FP003 | ビジネス・オブジェクト |
VF_FPM08 | アプリケーション/ビジネス・オブジェクトのリンク |
VF_FPM09 | コマンド定義 |
VF_FPM10 | コマンド・リファレンス(コマンドとビジネス・オブジェクト、アプリケーションまたはフレームワーク間のリンク)。これには、コマンド・ハンドラーの情報が含まれています。 |
VF_FPM14 | フィルター |
主要なRAMPオブジェクトは以下のとおりです。
VF_FP025 | RAMPコンテナー |
VF_FP026 | セッション |
VF_FPM27 | 宛先 |
VF_FPM28 | 接合 |
VF_FPM29 | 特殊 |
VF_FPM30 | スクリプト |
Visual LANSA F2=機能ヘルプ・オプションを使用して、これらのオブジェクトを調べることにより、それに含まれるプロパティがわかります。プロパティについて質問がある場合は、VLFフォーラムにメッセージをご投稿ください。