サーバー・オーバーライド

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サーバー・オーバーライド


X_RUN例外引数を使用して、サーバー・システム上で開始しているX_RUNコマンドのパラメータをオーバーライドすることができます。

デフォルトでは、サーバー・システム上で開始しているX_RUNコマンドに、次のクライアントX_RUNパラメータが渡されます(このコマンドから継承されます)。LANG=、PART=、DEVE=、DBID=、DBII=、DBUT=、DBIT=、DBUS=、PSWD=、USER=、PSPW=、CMTH=、CDLL=、TPTH=、RPTH=、DATF=、XAFP=、PRTR=、HSKC=、ODBI=、TASK=、PPTH=、INIT=、TERM=、ITRO=、ITRL=、ITRM=およびTRC=。

サーバー・システム上のその他すべてのX_RUNパラメータ値は、通常の方法(プロファイル・ファイルから、システム環境設定からなど)でデフォルトが指定されます(サーバー・システム上で)。X_RUNコマンドに関する説明を参照して、すべてのパラメータの詳細およびその設定方法またはデフォルトの指定方法について確認してください。

CMTH=、CDLL=、PROC=、MODE=、PART=、LANG=、DBUG=、DEVE=、DATF=、XAFP=、USER=およびPSPW=以外のサーバーX_RUNパラメータは、(X_RUN例外引数値を使用して)すべてオーバーライドすることができます。これらのX_RUN引数は、無条件にクライアント・システムから継承されます。

パラメータのオーバーライドにより、特定の値または特殊な値*SERVERが指定される場合があります。*SERVERは、デフォルトのサーバーを使用する必要があることを示す値です。例えば、DBII=*NONEを使用するWindowsクライアントは、SQL Serverを実行するWindows Serverに接続する場合があります。デフォルトで、Windowsがデータベース・タイプSQLANYWHEREを使用する場合は、DBUTをオーバーライドする必要があります。X_RUN例外引数値には、DBUT=MSSQLSかDBUT=*SERVERのいずれかを設定することができます。