インスタンス・リストのプログラミング

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インスタンス・リストのプログラミング


インスタンス・リストのプログラミングでは、WindowsとWebブラウザー・フィルターでたとえ構文が異なっていてもロジックは同じです。

提供されているWindows SectionsフィルターDF_FILT4は以下のコードを使用してインスタンス・リストに詳細を追加します。

Select Fields(#DEPTMENT #SECTION #SECDESC #SECPHBUS #SECPCODE) From_File(SECTAB) With_Key(#DEPTMENTW)
Invoke Method(#avListManager.AddtoList) Akey1(#Deptment) Akey2(#Section)
       VisualID1(#Section) VisualID2(#SecDesc) AColumn1(#SecDesc) AColumn2(#SecPhBus) NColumn1(#SecPCode)
Endselect
 

提供されているWAMフィルターDM_FILT4は、以下のような機能的にわかりやすいコード構造を使用します。

Select Fields(#DEPTMENT #SECTION #SECDESC #SECPHBUS #SECPCODE) From_File(SECTAB) With_Key(#SEL_DEPT)
#avListManager.AddtoList Visualid1(#DEPTMENT) Visualid2(#SECTION) Akey1(#DEPTMENT) Akey2(#SECTION) AColumn1(#SecDesc) AColumn2(#SecPhBus) NColumn1(#SecPCode)
Endselect

 

いずれの場合でも追加カラムはAColumn、NColumnやDColumnといった名前のプロパティを参照して、インスタンス・リストに追加されます。

AColumnは最長100文字で、英数字の値を認識するために使用されます。NColumnは精度30,9で、数値を認識するために使用されます. DColumnは日付や日時の値を認識するために使用され、英数字の入力値で最大は19文字です。DColumnプロパティに引き渡される日付や日時の値はISO形式でなければなりません。つまり、例えば CCYY-MM-DD や CCYY-MM-DD HH:MM:SSといった形式です。ただし、[インスタン・リストの設定]タブでは、異なった表示形式が選択できます。

提供された標準のインスタンス・リストを利用することで、Windowsアプリケーション、Webブラウザ・アプリケーションでもどちらでも最大 10個の英数字カラム、10個の数値のカラム、そして5個の日付または日時のカラムが作成できます。

追加のカラムの数はパフォーマンスやアプリケーションが利用する記憶容量に影響を与えるので、追加する際は十分に注意してください。

 「インスタンス・リストに11個以上の英数字列または11個以上の数値列を追加する」および

「追加カラム(日時)のプログラミング例」も参照してください。