ステップ1. コマンド定義を表示する
このステップでは、ビジネス オブジェクトに指定されているコマンドの定義を表示します。
1. [Employees] ビジネス・オブジェクトを右クリックし、[プロパティ...]オプションを選択してください。
2. [使用可能コマンド]タブに切り替えてください。
3. 使用可能コマンドタブの内容を見てみましょう。2つあるリストのうち右側は、使用可能コマンド・リストです。社員 ビジネス・オブジェクトで有効とされたコマンドがすべて並んでいます。一方、左側は選択可能コマンド・リストです。フレームワークで定義されたコマンドのうち、Employeesビジネス・オブジェクトで有効とされていないコマンドが並んでいます。
コマンドを有効にしたい場合は、選択可能コマンドリストから使用可能リストに、該当するコマンドをドラッグ移動してください。逆に、有効なコマンドを無効にしたい場合は、使用可能リストから選択可能コマンドリストにドラッグ移動します。
4. [詳細]を選択してください。これはインスタンス・コマンドであり、省略値のコマンドでもあります。
5. [住所]および[資格]を選択してください。これらはインスタンス・コマンドです。
6. [作成]を選択してください。これはビジネス・オブジェクト・コマンドです。
これら2つのタイプのコマンドの相違点を理解している必要があります。
必要なコマンドが見つからない場合は、[コマンドの定義]ボタンをクリックしてコマンドを追加することができます。このボタンをクリックすると、システムの任意のビジネス・オブジェクトで使用できるコマンドが追加されることになります。コマンドの機能を定義できるのは、コマンドを特定のビジネス・オブジェクトに割り当てるときだけです。