ビジネス・オブジェクト
ビジネス・オブジェクトはエンド・ユーザーが作業するオブジェクトです。これはアプリケーションの核となるものです。
ビジネス・オブジェクトは任意のものになれますが、アプリケーションのエンド・ユーザーがアプリケーションの一部として継承することが望ましい形です。例えば、Human Resourcesというアプリケーションは、EmployeeやDepartmentsなどのビジネス・オブジェクトを処理します。
ビジネス・オブジェクトを直接データベース・テーブルに関連付けてはいけません。
同様に、エンド・ユーザーにとってレポートは日々の業務の間に作成することになるオブジェクトそのものです。よって、レポートと呼ばれるビジネス・オブジェクトを作成することは、たとえそれが多くのプログラミング「オブジェクト」に係わっていても、完全に理にかなったことです。
ビジネス・オブジェクトはエンド・ユーザーが業務中に認識して使用するものであり、ソフトウェア開発者がいう○○プログラミング「オブジェクト」とは異なります。