VLFおよびRAMPアプリケーション設計で「新規」を処理するための可能なテクニック

Visual LANSA

VLFおよびRAMPアプリケーション設計で「新規」を処理するための可能なテクニック


このVLF設計手法には次の特長があります。

·         コマンド・ハンドラーのVisual LANSAコードの再利用を最大化する

·         新しいオブジェクト(新規注文、新規顧客など)に対してウィザード・スタイル処理を使用することでユーザーのパイプライン化を容易に実現する

 通常のフレームワーク・フィルターであれば、特別なタイプの「新規」オブジェクトをインスタンス・リストに追加できます(検索が完了する前の入力時でも可能)。

 例:

   

 

この組み込みデモ・システムには、番号<New Employee>、名前Click to Add a New Employeeの従業員が表示されています。

インスタンス・リスト・エントリーをクリックすると、<New Employee>の基本明細コマンドハンドラータブが呼び出されます。このコマンド・ハンドラーは、インスタンス・リスト・キー内の特別なテキスト(Akey1の"<NEW>"など)を見つけ、自身は、既存の従業員の詳細を表示するためではなく、新しい従業員の基本詳細を入力するために呼び出されたものだということを認識し、それに従って動作を変更します。

また、基本明細コマンド・ハンドラーは、保存ボタンが押されて<NEW>従業員を処理するときに、資格タブを自動的に表示するよう決定する場合もあり、さらにその後ドキュメントタブを表示するよう決定する場合もあります。

つまり、基本明細、スキル、ドキュメントの3つのタブは、新規従業員ウィザードのように機能し、ユーザーが必要なタブを使用して新しい従業員を作成することを支援(パイプライン化)します。さらにこれらのタブでは、<NEW>オブジェクトを処理する場合のボタン・キャプションを、既存の従業員の詳細を更新する際に使用する従来のOKや保存ではなく、次へや前へに変更することもできます。