フレームワーク・コード・テーブル
フレームワークのコード・テーブルは数々の機能を備えており、コード、デコード、およびプロンプト画面をアプリケーションで効率的に操作することができます。
コード・テーブルは以下のとおりです。
設定変更完全対応
設計者は、コード・テーブルをフレームワークに定義するためのキーとデータ項目を指定するだけです。
通貨のコード・テーブルを設定する場合、フレームワークの設計者は通貨コードをキーに通貨記述をデータ項目に設定するだけです。
使用しているデータベース・テーブルから値を取得
コード・テーブル内のデータは既存のデータベース・テーブルから取り込む、またはフレームワークが自動的に保存することも可能です。
通貨コード・テーブルはフレームワークの持つデータベース・テーブル内に保存され、フレームワーク自身で管理するか、あるいはデータベース・テーブルから(または使用しているコンピュータがアクセスできる範囲で)取得します。
定義したコード・テーブルのフォーマットが、取得元のデータベース・テーブルのフォーマットである必要はありません。テーブル内のデータが「自動作成された」プログラム値から取得されている場合があります。例えば、前述の性別テーブルは、実際には一切外部に保存されない、プログラム内に限られたデータとして定義されている可能性があります。
配布済みのアプリケーションでエンド・ユーザーが更新可能
オプションでエンド・ユーザー管理者がコード・テーブルに保存された情報を更新する機能もあります。
フレームワークはコード・テーブルを更新するユーザー・インターフェースを提供します。テーブルの情報の最終的な更新と保存は、フレームワークまたは自作のプログラムで自動的に行うことができます。
さまざまな方法でエンド・ユーザーに表示可能
エンド・ユーザーにコードを表示する方法は、一組のラジオ・ボタン(例:性別コード・テーブル)からドロップダウン・コンボ・ボックス(例:通貨コード・テーブル)までさまざまです。
小さく簡単なデータベース・テーブルを定義可能
コード・テーブルは小さく簡単なテーブルを手軽に定義する方法です。これはデータ項目が100未満で、フィールド数が少なく(2から6)、テーブル・データを入力したときの妥当性検査、仮想フィールド、論理ビューが不要なテーブルに適しています。
必要な機能がこれらの制限を超えている場合は、データベース・テーブルをLANSAファイルとして定義する必要があり、独自にプロンプト・アシスタント・プログラムを書く必要があります。