Webブラウザー・アプリケーションをSystem i 複数層Webサーバー構成で使用できるか

Webブラウザー・アプリケーションをSystem i 複数層Webサーバー構成で使用できるか

使用できます。ただし検討しなければならない補足設定がいくつかあります。

Visual LANSAフレームワークのブラウザーのバージョンは実行時に、SSI(Server Side Include：サーバー側インクルード)を通してLANSA for the Web pageにインクルードされるページを生成します。

複数層環境でWebサーバーとアプリケーション・サーバーは別のマシン上にあります(これはモデルB実装と呼ばれることがあります)。

そのため、(インクルード・ページが生成された)アプリケーション・サーバーがWebサーバーIFSシステムへアクセスできる必要があります。

「QFileSvr.400」というIBMが提供するファイル・サーバーがあります。そこで、他のマシンのIFSへアクセスできるネットワーク上の別マシンのホスト名でディレクトリを作成します。

条件：

System iマシンは同じネットワーク上にある必要があります。

LWEBジョブが使用するユーザー・プロファイルとパスワードはWebサーバー・マシンにある必要があります。

QFileSvr.400の下に作成されたホスト・ディレクトリはIPLを超えて恒常的に存在するものではありません。IPLごとに再作成する必要があります。

マシン間のファイア・ウォールには別の構成ステップが必要な場合があります。

実行するコマンド：

      MKDIR DIR('/QFileSvr.400/<target System i host name>')