RAMP-TS015 ステップ4. スクリプトで画面バリエーションを使用する

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RAMP-TS015 ステップ4. スクリプトで画面バリエーションを使用する


このステップでは、画面バリエーションを使用して、表示されたビューに従ってF11キーに対応するボタンのキャプションを設定します。

1.    [フレームワーク]ウィンドウで、System i ServerアプリケーションとActive Jobsビジネス・オブジェクトを選択して、Work with Active Jobs画面を表示します。

2.    F11を押して画面の別のビューを表示します。

3.    F1キーに対応するボタンのキャプションは、スタティック・キャプションであるDisplay Elapsed Dataを持っていることがわかります。

表示されているビューに応じてボタンの適切なキャプションを設定するには、表示されているバリエーションを確認し、OVERRIDE_KEY_CAPTION_SCREENファンクションを使用してボタンのキャプションを設定する必要があります。

4.    [RAMPツール]ウィンドウに切り替えて、WrkActJob画面のスクリプトを表示します。

5.    vHandle_ARRIVEファンクションで、bReturn変数宣言の後にIF... ELSE IF... ELSEステートメントを追加し、画面バリエーションが表示されているかどうかを確認し、ボタンのキャプションを設定します。

    if (this.vLatestVariant == "Status")
        {
        OVERRIDE_KEY_CAPTION_SCREEN("WrkActJob", KeyF11, "Show Elapsed Data");
        }

    else if (this.vLatestVariant == "Elapsed")
        {
        OVERRIDE_KEY_CAPTION_SCREEN("WrkActJob", KeyF11, "Show Thread Data");
        }

    else
        {
        OVERRIDE_KEY_CAPTION_SCREEN("WrkActJob", KeyF11, "Show Status");
        }

 

スクリプトは以下のようになります。


 

6.    変更をコミットし、RAMP定義の部分的な保存を行います。

7.    [フレームワーク]ウィンドウに切り替えて、変更をテストします。表示されている画面バリエーションに応じてボタンのキャプションが変わります。