OBJECT-ACTIONユーザー・インターフェース

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OBJECT-ACTIONユーザー・インターフェース


フレームワークを含むSystem iアプリケーションとWindowsアプリケーションは、ユーザー対話用に同じ基本設計、OBJECT-ACTIONインターフェースを共有します。

このインターフェースでは、ユーザーは最初にオブジェクトを選択し、次にそのオブジェクトに実行するアクションを選択します。反対にACTION-OBJECTインターフェース(コマンド行アプリケーションなど)では、最初にコマンドを指定し、次に対象のオブジェクトを指定します。

このように基本的な部分が類似しているので、System iアプリケーションはフレームワーク・モデルに適合します。

System iアプリケーションのナビゲーション画面は、フレームワークでは、操作するオブジェクトをすばやく見つけることができるフィルターやインスタンスリストなどのグラフィカル要素に置き換えられます。

典型的なWork with画面のオプションと関連する画面は、コマンドタブの集合になります。

フレームワークでは、OBJECT-ACTIONモデルは、高度なGUI(Graphical User Interface:グラフィカル・ユーザー・インターフェース)で表されます。

基本モデルを共有するSystem iアプリケーションとフレームワーク・アプリケーション

ビジネスオブジェクト、フィルター、およびコマンドハンドラー(画面)のフレームワークの基本概念は、System iアプリケーションでは次のように表示されます。

次のような要素があります。

 フィルター

ここでは、Work with...コマンドによって、表示するオブジェクトのリストをフィルターするためのオプションが提供されます(多くの"Work with xxxx"インターフェースはメイン・ディスプレイの内部もフィルターできます)。

ビジネス・オブジェクト・インスタンス・リスト

フィルターの検索基準にマッチするリンクのリスト。これらのリンクがユーザーのビジネスオブジェクトになります。

ビジネス・オブジェクト・コマンド

それぞれのビジネスオブジェクトに対して実行できる2=Edit、7=Rename、8=Displayなどのオプション。

コマンド・ハンドラー

コマンドの実行時に実行されるプログラム(例として7=Renameと8=Display attributesが表示されています)。

フレームワークでは、同じ概念が次のようにGUIで表示されます。