RAMP-TSAD06 ステップ5. 複数のコマンド・ハンドラー・タブの使用
この種のシナリオの処理で利用可能な最初のオプションは、各Destination画面をそれ独自のコマンド・ハンドラー・タブに配置することです。
これは、ユーザーがデータ画面1と2に移動しないとデータ画面3などに即座に移動できない5250アプリケーションに価値を付加します。これにより、ユーザーはキャンセルして主要画面に戻ることなく、3つのデータ画面すべての間を自由に移動できます。
1. フレームワークで、Employeeビジネス・オブジェクトに3つの新しいインスタンス・レベルのコマンド、[名前]、[住所]、[HR詳細]を追加します。
2. Nameをデフォルトのコマンドにし、コマンドのシーケンスを1、2、3に設定します。従業員に関連付けられているその他のコマンドがこれらのコマンドの後にくるようにシーケンスを再設定します。
3. RAMPツールで、Destination画面をこれらのコマンドにリンクします。
UFRTS03_D1 | [名前] |
UFRTS03_D2 | [住所] |
UFRTS03_D3 | [HR詳細] |
4. UFRTS03_R1のスクリプトを変更します。インスタンス・リストで選択した従業員についてコマンドが表示されるように、SETVALUEを変更する必要があります。
case "UFRTS03_D1":
{
/* Set up data fields on form UFRTS03_R1 */
SETVALUE("EmpNo",objListManager.AKey1[0]);
SENDKEY(KeyEnter);
/* Check for arrival at UFRTS03_D1 */
Q_CHECK_CURRENT_FORM("UFRTS03_D1","Unable to navigate to form UFRTS03_D1");
}
break;
「RAMP-TS006 ステップ2. 現在のインスタンス・リスト・エントリーを使用するようにスクリプトを変更する」を確認してください。
5. フレームワークを保存して再起動します。
従業員を表示すると、コマンド・タブは次のようになります。
3つの5250画面は任意の組み合わせで表示できることに注意してください。
スクリプトをトレースして変更したり、新しいナビゲーションを示してこのサンプルが正しく機能するようにしなければならないことがあります。これは、5250画面の対話処理のスクリプトの通常の部分です。3つの画面すべてが適切に機能するまで、この操作を続ける必要があります。今まで終了したチュートリアルでは、スクリプトが適切に機能するまでデバッグを行うために必要なスキルが提供されています。