RAMP-TSAD04 ステップ2. スタイルのセットアップ
このステップでは、すべての画面のフォント・スタイルをセットアップします。
スタイルを適用すると、共通の外観と操作性が得られ、制限のないスタイルの発展が解消されるため、アプリケーションでは(手動による個別の画面や要素のフォーマットとは対照的に)スタイルを使用する必要があります。また、スタイルによりシングル・ポイントでの変更ができるようになるため、例えば、スタイルを変更してすべての画面のフォントを変更することができます。
aXesを使用して自由にカスタマイズできますが、アプリケーションの外観や操作性は標準のフレームワーク・テーマにより制御する必要があること、カスタマイズはこれらのテーマに適合する必要があることに注意してください。
例えば、フレームワークがすべてのRAMP画面の背景色を自動的に設定するため、画面の背景色のセットアップにaXesスタイルを使用してはいけません。
1. [aXesデザイナー]ウィンドウの下部にある[アプリケーションのプロパティーを見ます。]をクリックして、アプリケーションのプロパティを表示します。
2. プロパティを変更するには、[aXesデザイナー]ウィンドウの[アプリケーションのプロパティーを編集します。]をクリックします。
3. [スタイル]グループの[styles]をクリックします。
Stylesエディターが表示されます。
4. [追加]ボタンをクリックしてスタイルを追加します。
· スタイルにBasicFontという名前を付けます。
· [StyleFor]プロパティの値に[全て]を選択します。
· [htmlTag]プロパティはブランクのままにします。
5. [style]プロパティをクリックします。すべてのスタイル・プロパティを示すウィンドウが表示されます。
6. [font-family]属性を見つけて、Verdanaを指定します。
7. [font-size]属性を見つけて、9ptを指定します。
8. aXesデザイナーで[styles]をダブルクリックし、追加したスタイルを表示します。
フォント・サイズを設定するときは、RAMPアプリケーションに表示される画面が使用可能なスペースに合わせて自動的にサイズが設定されることに注意してください。つまり、表示されるフォント・サイズは指定したサイズよりも小さくなることがあります。
10. [style]プロパティとは何かを理解するには、[aXesデザイナー]ウィンドウの[スタイル]見出しの前にある[i]アイコンをクリックします。
11. [StyleFor]プロパティの説明を読みます。
BasicFontスタイルの[StyleFor]プロパティの値を[全て]に設定すると、aXesで定義されているすべての画面のすべてのテキストにスタイルが適用されます(aXes Designerで画面を編集して保管すると、aXesのscreensフォルダにscreen_xxxxx.jsファイルが作成されます)。
12. [aXesデザイナー]ウィンドウの上部にある[保存]ボタンをクリックして、作成したスタイルを保管します。
以上で、画面のフォントがVerdana 9ptに設定されました。