RAMPステージ1

LANSA RAMP-TS

RAMPステージ1


RAMPステージ1では、プロトタイプ化された刷新フレームワークを作成します。

このステップの目的は、「何か」ではなく「何が可能か」についての見通しのよいビジョンを作成することです。つまり、単なる現在のアプリケーションの反映ではなく将来のビジョンとしてプロトタイプを作成します。

このプロトタイプ作成フレームワークは、以下の理由で重要です。

·         これは、5250画面パネルを再利用する場所と方法を定義します。

·         これを使用して、開発者やエンド・ユーザーなど、すべての関係者は得られる内容や刷新プロジェクトの完了のために果たすべき内容を理解および検証できます。

·         これは無駄なことではなく、実際の実行可能なアプリケーション・フレームワークへと発展します。

インスタント・プロトタイプ・ウィザードを使用してプロトタイプを作成します。このツールは、WindowsとWebブラウザー・アプリケーション・デザインとの間の溝を埋めるため、5250のバックグラウンドを有する人々には特に役立ちます。

大規模なアプリケーションの場合でも、刷新フレームワークの配布にはわずか数日しかかかりません。プロトタイプ作成プロセスは非常に迅速であるため、関係者による比較と検証のために複数のプロトタイプを作成することができます。

このステージの最後に、実際の実行可能なアプリケーション・フレームワークが配布されます。これにより、得られる内容と実行する必要がある内容をすべての関係者が確認できるばかりでなく、プロジェクトの残りの部分を簡単に定義および管理したり、さまざまな成果物をプロジェクト参加者に割り当てたりすることもできます。

アプリケーション・フレームワークは、プロトタイプ部分を徐々にスナップアウトし、実際のアプリケーション部分(再アニメーション化された5250画面または新しいファンクション)をスナップインすることで実際のアプリケーションへと発展します。