反復確認をオフにする

LANSA RAMP-TS

反復確認をオフにする


RAMPスクリプトが実行されるたびに、フレームワークはそのスクリプトが反復して呼び出されたかどうかを確認し、反復して呼び出されている場合にはエラーのフラグを立てます。

ただし、1つのスクリプトが反復して呼び出される状況も考えられます。たとえば、Special画面を2回以上連続して表示する場合などです。このような場合、GLOBAL_flagRecursionCheckプロパティを使用して反復確認をオフにして、アプリケーションがエラーで終了することを防ぐことができます。

このプロパティはスクリプト内で次のように使用できます。

   

var flagSaveCheckState = GLOBAL_flagRecursionCheck;

 

GLOBAL_flagRecursionCheck = false;

 

SENDKEY(KeyEnter);

 

GLOBAL_flagRecursionCheck  = flagSaveCheckState;

  

これは反復される状況のため、グローバル・プロパティを単純にTRUEまたはFALSEに設定するのではなく、この例のように状態を保存して復元することをお勧めします。Special画面が何度も表示される場合、フレームワークは3、4レベルの反復(スクリプト・サイズと利用可能なシステム・リソースにより異なる)を処理します。最上位レベルの反復レベルのみが、GLOBAL_flagRecursionCheckプロパティを最終的にTRUEに戻します。