RAMP-TSまたはRAMP-NLとのフレームワークの関連付けについて

LANSA RAMP-TS

RAMP-TSまたはRAMP-NLとのフレームワークの関連付けについて


XMLファイルで定義されるフレームワークは、特にRAMP-TSまたはRAMP-NLにバインドされます。つまり、そのタイプのRAMPセッションのみで使用できます。

フレームワークでRAMPを初めて使用するときは、RAMP-NLにバインドするか、RAMP-TSにバインドするかを決定します。バインド・プロセスは次のように行われます。

·         まず、[フレームワークの詳細]タブ([フレームワーク] -> [プロパティ])でノードXMLファイルとして定義されている既存のRAMPノード・ファイルの内容が検証されます。ノード・ファイルにすでにRAMP-TSまたはRAMP-NLのDestinationとスクリプトが含まれる場合、フレームワークは該当するRAMP-TSまたはRAMP-NLに自動的にバインドされます。

·         ノードXMLファイルが空であるか、存在しない場合は、フレームワークに関連付けられているサーバーが検証されます。1つ以上のRAMP-NLサーバーが定義され、かつRAMP-TSサーバーが定義されていない場合、フレームワークはRAMP-NLに自動的にバインドされます。

·         他のすべての状況では、フレームワークはRAMP-TSに自動的にバインドされます。

 

RAMPツールを起動すると、ウィンドウのタイトルに、フレームワークがRAMP-TSにバインドされているか、RAMP-NLにバインドされているか表示されます。               

フレームワークをRAMP-TSまたはRAMP-NLにバインドするときの注意事項は、次のとおりです。

·         フレームワークに関連付けられているサーバーが適切であり、混同されていないことを確認します。通常は、RAMP-TSまたはRAMP-NLサーバーが定義され、両方が定義されることはありません。必要に応じて、異なるフレームワーク用に別々のサーバーXMLファイルを作成して、1つのフレームワーク内でRAMP-TSサーバーとRAMP-NLサーバーが混用されないようにします。

·         [名前を付けて保存]を使用して新しいフレームワークを作成するときは、ノードXMLファイルも新しいファイル名に変更します。新しいフレームワークを保存したら、新しいノード・ファイルと空のノード・ファイルを使用して新しいフレームワークで操作を開始できるように、ノードXMLファイルを削除します。

間違ってフレームワークをRAMP-NLまたはRAMP-TSにバインドした場合は、メモ帳でフレームワークXMLファイルを開き、プロパティ定義、<PROPERTY NAME="U5250HANDLER" VALUE="TS"/>または<PROPERTY NAME="U5250HANDLER" VALUE="NL"/>を検索します。

XMLファイルからこのプロパティを削除し、変更を保存します。設計者としてフレームワークを起動し、[フレームワークの詳細]タブ([フレームワーク] -> [プロパティ])に進みます。ノードXML Fileの名前が正しいこと、および使用している他のフレームワークとは異なることを確認します。RAMP-TSサーバーまたはRAMP-NLサーバーが定義されていることを確認します。両方のタイプが定義されていてはいけません。設計者としてフレームワークを起動し、RAMPツールをもう一度起動します。RAMPツールの起動時に、あらかじめ定義されているバインド・ロジックがもう一度実行されます。

バインド・プロセスで不適切な結果が再度得られた場合は、フレームワークのサーバーが正しく定義されていなかったり、RAMP-TSまたはRAMP-NLに強制的にバインドする定義がノードXMLファイルに含まれていることが原因です。