RAMP-TS014 ステップ2. SETVALUEステートメントを変更する
このステップでは、HRデモ・アプリケーションのフィルターを検証し、FindEmployee画面に関連付けられているスクリプトを変更して、フレームワーク内の複数の場所で使用できるようにします。
1. リソース・ビジネス・オブジェクトのプロパティを表示します。
2. [フィルター]タブ、[フィルター登録の設定]タブの順に選択します。フィルターはDF_FILT9です。このフィルターは、インスタンス・リストに入力するために使用されるAkey値を決定します。
3. リソースのプロパティを閉じます。
4. フレームワークを閉じます。
5. Visual LANSAエディターに切り替えて、再利用可能なパーツDF_FILT9を見つけて開きます。
6. フィルター・ソースでAddtoListメソッドを検索します。
7. メソッドのAkey値を検証します。EmpnoフィールドがAkey3であることがわかります。
FindEmployee画面に関連付けられているスクリプトは、Akey1値を使用してインスタンス・リストから従業員番号を取得することに注意してください(これは、[名前]フィルターで使用されるAkey値であるためです)。
8. DF_FILT9を閉じます。
9. フレームワークを起動します。
10. RAMPツールを起動します。
11. 画面とスクリプトのリストでFindEmployee画面に関連付けられているスクリプトを見つけます。
11. SETVALUEステートメントを以下のように変更します。
var wBusinessObject = objBusinessObject.uUserObjectType;
if (wBusinessObject == 'EMPLOYEES') SETVALUE("txtEmpno",objListManager.AKey1[0]);
if (wBusinessObject == 'DEM_ORG_SEC_EMP') SETVALUE("txtEmpno",objListManager.AKey3[0]);
このステートメントは、画面を呼び出しているビジネス・オブジェクトの名前に従ってAKey値を設定します。
12. 変更をコミットし、[保存]を実行します。
13. フレームワークを表示します。
14. HRデモ・アプリケーションで[リソース]を選択し、インスタンス・リストに入力します。
15. [RAMP-TS詳細]コマンド・ハンドラーを表示します。
以上で、HRデモ・アプリケーションは、刷新された5250画面とフレームワーク・コンポーネントの組み合わせで構成されています。
16. Employeesビジネス・オブジェクトの[詳細]コマンド・タブが引き続き機能していることも確認します。