Destination画面の詳細

LANSA RAMP-TS

Destination画面の詳細


Destination画面「画面とスクリプトのリスト」で選択すると、Destination画面の詳細が表示されます。

これらのDestination画面の詳細を指定できます。

キャプション

 

グループ

この画面のグループ名を入力します。省略可能です。

このオプションを使用して、関連する画面に同じグループ名を入力できます。これにより、その画面を「画面とスクリプトのリスト」で一緒にソートできます。

画面とスクリプトの基本的な構成については、「画面とスクリプトの編成」を参照してください。

RAMPの規定値のレイアウト サイズ

この画面に対して「セッションの詳細」で設定されたデフォルトのレイアウト寸法を永久にオーバーライドする場合は、これらのプロパティを使用します。

RAMP スクリーン レイアウト スタイル

[RAMP スクリーン レイアウト スタイル] を[フローレイアウト]に設定すると、RAMP画面は表示に使用可能なスペースに収まるように自動的にサイズ設定されます。

[フローレイアウト]を使用した場合、

·         画面の特定の位置およびサイズはサポートされていません。

·         画面エリアの上部および下部のマスキングを使用して画面のコンテンツを非表示にすることはできません。

·         ファンクション・キーの青色のバーを使用したり、表示したりすることはできません。

·         [水平スクロールバーを表示]と[垂直スクロールバーを表示]オプションは、明確な理由により使用できません。  

[固定]の場合、RAMP画面は表示に使用可能なスペースに収まるようにサイズ設定されません。

[セッション]とは、[セッション]のプロパティから継承された値です。

ターゲット

このリストには、この画面から移動できる画面が表示されます。

リストの最初の画面はexit junctionです。つまり、この画面がデフォルトで移動できる画面です。vOverrideExitJunctionプロパティを使用して、スクリプトのexit junctionをオーバーライドすることができます。

ターゲット By

このリストには、この画面に移動できる画面が表示されます。

ファンクション キー使用可能

これは、5250画面で利用可能なすべてのファンクション・キーのリストです。

このリストを使用して、5250画面のファンクション・キーを使用可能または使用不可にできます。また、対応するファンクション・キーと同じ機能を持つRAMP画面のプッシュボタンの実行時表示を有効または無効にすることもできます。

使用可能にできるのは、5250画面にすでに存在するファンクション・キーだけです。

例えば、5250画面にファンクション・キーF1、F3、F6、およびF12が設定されている場合にF10キーを使用可能にしても、そのキーには元の画面に機能がないので、アプリケーションに影響しません。ただし、宛先画面のボタン・スクリプトでF10キー用の独自のスクリプトを追加した場合は、RAMP画面でF10キーを使用可能にできます。

·         ファンクション・キーを使用可能にするには、利用可能なキー列のチェック・ボックスを選択します。

·         ファンクション・キーをボタンとして表示するには、利用可能なボタン列のチェック・ボックスを選択します。

·         ボタンのキャプションは、キャプション列で変更できます。

これらのファンクション・キーとボタンは、SETKEYENABLEDファンクションを使用して、実行時にオーバーライドすることができます。

関連するコマンド ハンドラー

RAMP画面が接続されるコマンドハンドラータブ。

コマンドハンドラータブは、アプリケーションのプロトタイプを作成するときに作成されます。

セッションID

画面に対して開始するSystem i 5250セッション(ジョブ)を指定します。

*AUTO:デフォルト値で、フレームワークが必要な5250セッションを自動的に管理することを示します。このタイプのセッションを管理セッションと呼びます。このセッションは、フレームワーク、アプリケーション、ビジネスオブジェクト、およびインスタンスリストと完全に統合され、すべてのスクリプト機能を利用できます。  

SESSION_A -> SESSION_Z:コマンドハンドラーまたはタブに対して開始する非管理セッションを指定できます。非管理セッションは、主にユーザーをログオンして、特定の開始地点に誘導するために使用します。この開始地点から、ユーザーは管理されない方法で5250アプリケーション内を移動できます。セッションは管理されないので、非常に限られたスクリプト機能しか利用できません。例えば、非管理セッションのスクリプトは、ビジネスオブジェクトのインスタンスリストにアクセスできません。同様に、ユーザーが非管理セッションを使用するアクティブなコマンドハンドラーまたはタブに戻ると、最後にそのコマンドハンドラーまたはタブから出たときと同じ状態で再表示されます。ユーザーのナビゲートおよびスクリプトの実行は行われません(非管理のため)。  

非管理セッションは、既存のアプリケーションの大部分をフレームワークですばやく再利用できるので、便利です。

例えば、非管理セッションを"System Tables"というビジネスオブジェクトに関連付けられたコマンドとしてのみ使用できます。 ユーザーがフレームワークメニューの"System Tables"をクリックすると、ユーザーをログオンし、例えば50個のシステムテーブルを管理する5250メニューにユーザーを誘導するフルスクリーン5250セッションが表示されます。これにより、フレームワークでの識別や登録が必要ない、管理されない方法で、例えば数百の5250画面で構成される"System Tables"機能全体にアクセスできます。ユーザーが"System Tables"タブから移動して後でそのタブに戻った場合、現在の5250セッション画面が、画面にタイプに関係なく再表示されます。画面のナビゲート(つまり、画面の管理)は行われません。ほとんどの場合、ユーザーは未定義または不明な5250画面から移動すると考えられるからです。           

つまり、ユーザーをログオンし、アプリケーションの定義済み開始地点にユーザーを誘導し、5250アプリケーション・エリア内でユーザーが自由に移動できるようにする必要がない場合は、必ず*AUTOを使用します。