RAMP-TSAD03 ステップ4. 汎用ハンドラーの関連付け

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RAMP-TSAD03 ステップ4. 汎用ハンドラーの関連付け


このチュートリアルの最初のステップでは、以下のように5250フィールドと特別なフィールド・ハンドラーDF_PRM04の特別な関連付けを作成しました。

 

 

つまり、この名前のフィールドを含んでいる5250画面でハンドラーDF_PRM04が呼び出されます。

したがって、命名規則を使用することで、この名前のフィールドがあるすべての5250画面にプロンプトを即座に追加できます。

この種の固有の関連付けは、キー・フィールド(CustomerNumber、ProductNumberなど)およびコード・フィールド(StateCode、CurrencyCodeなど)で最も役に立ちます。キー・フィールドでは、多くの場合、ユーザーが多様な方法で顧客や製品を検索できるハンドラーを関連付けることができます。コード・フィールドでは、多くの場合、ユーザーが使用したいコードを選択できるコード/デコード・テーブルを表示することができます。

また、以下のような汎用の関連付けも作成できます。


 

 

ここで、

·         名前がDATE_で始まるフィールドがある場合、F4が使用されたときにHANDLER1が呼び出されます。

·         名前がCODE_で始まるフィールドがある場合、F4が使用されたときにHANDLER2が呼び出されます。

·         名前がCUST_で始まるフィールドがある場合、F4が使用されたときにHANDLER3が呼び出されます。

HANDLER1が日付ピッカーの場合は、フィールドの命名規則を使用してHANDLER1と5250画面の日付フィールドを即座に関連付けることができます

(また、aXes eXtensionsを使用して、日付ハンドラー、ドロップ・ダウンなども作成できることに注意してください)。aXesの概要については、「RAMP-TSAD04:aXesを使用して画面を再設計する」を参照してください。

同様に、プロンプトされたフィールド名の残りの部分(CODE_STATE、CODE_CURRENCY、またはCODE_AIRPORT)をHANDLER2でサブストリング化して、選択に対してどのコード・テーブル(州、通貨、または空港)を表示する必要があるかを決定できます。この種の"スーパー・プロンプタ"は、データ・ソース(つまり、表示するコード・テーブル)が変わっても、コードの表示と選択の方法が通常同じであるため、一般的に使用されています。

最後の例で、CUST_*は何らかの特別な内容を実行する(おそらく"CUST" (顧客)を使用)、特別なフィールド・ハンドラーの汎用的なタイプを示しています。

実行できる内容には、名前の検索から、詳細の印刷、クリップボードへの画面の値の貼り付け、MS-Excelドキュメントへの顧客のマッピング、顧客への電子メールの準備までにわたる可能性があります。特別なフィールド受け渡しが簡素なF4プロンプトよりも多くの機能を備えている理由はここにあります。

特別なフィールド受け渡しとは、新しい動作を既存の5250画面に添付することです。特別なフィールド受け渡しテーブルを賢明な命名規則と組み合わせることで、新しい動作を多数の5250画面にコーディングなしで添付できます。

これらの例では、選択した命名規則を使用して、意図と情報をハンドラーに通知します。また、意図と情報をハンドラーに通知する正確な方法もあります。これらの方法については、このチュートリアルの後のステップで説明します。