カーソル測定値をステップパラメータにバインドする

LabVIEW SignalExpressヘルプ

カーソル測定値をステップパラメータにバインドする

信号のグラフでカーソルを表示している場合、カーソル凡例の測定値をエクスポートしてステップ入力として使用したり、ステップパラメータにバインドすることができます。カーソル測定値をステップパラメータにバインドすることで、パラメータの値を非常に詳細に指定することができます。たとえば、「サブセットとリサンプル」ステップを使用して信号のサブセットを作成する必要があるとします。入力信号の特定のポイントからサブセットを開始するには、入力信号のX値をステップの開始位置パラメータにバインドします。

カーソル凡例をステップパラメータにバインドするには、以下の手順に従ってください。

  1. データビュータブのグラフビューに信号を追加し、ビューを右クリックしてショートカットメニューから表示項目→カーソルを選択してカーソルとカーソル凡例を表示します。
  2. カーソルを右クリックしてショートカットメニューからカーソルプロパティを選択して、ビューのプロパティダイアログボックスのカーソルページを開きます。
  3. カーソルページの測定値タブを選択します。
  4. カーソル測定値の表で、ステップパラメータにバインドする測定値のバインド列にあるボタンをクリックしてバインドパラメータ選択ダイアログボックスを表示します。このダイアログボックスには、カーソル測定値をバインドできるすべてのステップパラメータが表示されます。
  5. カーソル測定値をバインドするパラメータのチェックボックスをオンにします。
  6. OKボタンをクリックしてバインドパラメータ選択ダイアログボックスを閉じると、パラメータにカーソル測定値がバインドされます。カーソル測定値の表で、選択した測定値のエクスポートチェックボックスが自動的にオンになります。
メモ  カーソル測定値をステップパラメータにバインドすると、カーソル測定値が自動的にエクスポートされます。
  1. OKボタンをクリックしてビューのプロパティダイアログボックスを閉じます。

カーソル測定値のステップパラメータへのバインドを解除するには、前述の手順と同様にバインドパラメータ選択ダイアログボックスを表示します。このダイアログボックスでパラメータのチェックボックスをオフにして、OKをクリックするとカーソル測定値のパラメータへのバインドが解除されます。