ステップを使用して信号を集録および生成する

ハードウェアデバイスからの信号を集録または生成するには、「信号を集録」ステップと「信号を生成」ステップを使用します。IVIステップでは、指定したIVIクラスのハードウェアから信号を集録または生成できます。NI-DMM、NI-SCOPE、NI-HSDIOなど一部のNIモジュ―ル式計測器を使用すると、計測器独自の「信号を集録」ステップと「信号を生成」ステップが追加インストールされます。

USBプラグアンドプレイ信号集録をサポートしていないデバイスから信号を集録する場合、またはLabVIEW SignalExpressのチャンネルビューでデバイスが自動検出できない場合、これらのステップを使用します。また、デバイスで信号を生成する場合にもこれらのステップを使用できます。たとえば、USBプラグアンドプレイ機能を持たないアナログ出力（AO）デバイスから信号を生成する場合、「信号を生成」ステップでデバイスを構成することができます。ステップを使用して信号を集録または生成するには、以下の手順に従ってください。

1. デバイスを取り付けてPCに接続するか、Measurement and Automation Explorer (MAX)でシミュレーションデバイスを作成します。デバイス取り付けの詳細については、デバイスの関連ドキュメントを参照してください。

メモ  MAXはほとんどのナショナルインスツルメンツのソフトウェアアプリケーションと共にインストールされます。NI-DAQmxシミュレーションデバイスの作成方法の詳細については、『Measurement & Automation Explorerヘルプ』を参照してください。

2. ステップを追加パレットまたはステップを追加メニューから適切なステップを選択してプロジェクトビューに追加します。
3. ステップ設定タブで、「信号を集録」ステップまたは「信号を生成」ステップを構成します。
4. （任意）「信号を生成」ステップを使用する場合、このステップの前に生成する信号を形成するためのステップを配置することができます。たとえば、「アナログ信号を作成」ステップを追加して、単純な正弦波などを生成します。
5. 実行ボタンをクリックしてプロジェクトを実行すると、信号の集録または生成が開始されます。