テンプレートから「LabVIEW VIを実行」ステップを作成する
メモ 「LabVIEWのVIを実行」ステップで実行できるVIを作成するには、LabVIEW 7.1以降を使用する必要があります。「LabVIEWのVIを実行」ステップでは、LabVIEWの旧バージョンで保存されたVIを実行できません。実際に実行するLabVIEWのバージョンでVIを保存する必要があります。 |
LabVIEW SignalExpressのステップには、4つの実行状態があります。LabVIEWを使用し、SignalExpress\User Step TemplatesディレクトリでUserDefinedStepTemplate.viを開きます。UserDefinedStepTemplate VIには、4つのケースを持つケースストラクチャがあります。各ケースはそれぞれ4つの実行状態を示します。4つのケースは以下のとおりです。
- 構成―LabVIEW SignalExpressで実行をクリックする度に、最初のケースとして1度実行されます。
- 再構成―プロジェクト実行中に「LabVIEWのVIを実行」ステップのパラメータ値を変更すると実行されます。
- 実行―構成ケースの実行後、プロジェクトの実行モードに応じて繰り返しまたは一度だけ実行されます。このケースで集録するデータにインディケータを表示します。
- 停止―LabVIEW SignalExpressの停止ボタンをクリックするか中断オプションを選択すると一度実行されます。
メモ テンプレートVIの_Event列挙体制御器は、フロントパネルではコネクタペーンに接続され、ブロックダイアグラムではケースストラクチャのセレクタ端子に配線されます。この制御器を削除または名前変更すると、テンプレートVIが破損します。 |
実行ケース間でデータを共有するには、ケースストラクチャをWhileループで囲み、シフトレジスタを使用します。Whileループの条件ノードに配線されたブール定数はTRUEに設定されます。これにより、LabVIEW SignalExpressが「LabVIEWのVIを実行」ステップを呼び出すたびにWhileループのコードが1度実行されます。Whileループは、実行ケース間でデータを共有するためにシフトレジスタを使用する場合にのみ必要です。