スナップショット

スナップショットを作成すると、プロジェクトのすべての信号の現在値を保存できます。スナップショットの値は、データビュータブで表示できます。また、これらの値をファイルに保存したり、解析のステップで実行することができます。スナップショットを使用すると、同じプロジェクト内でデータを比較できます。たとえば、集録タスク完了後にデータのスナップショットを作成し、さらに異なる設定で新しい集録タスクを実行した後に、新しいデータのスナップショットを作成します。各スナップショットをデータビュータブにドラッグして、データを比較できます。

スナップショットを作成ダイアログボックスを開くには、操作→スナップショットを作成を選択します。このダイアログボックスでスナップショットに含める信号を選択し、OKをクリックしてダイアログボックスを閉じると、選択した信号のスナップショットが作成されます。スナップショットはログデータウィンドウに表示されます。ログデータウィンドウで、スナップショットを拡張して信号を右クリックすると、スナップショットをテキストファイルに保存したり、スナップショットの信号データを解析ステップに送信するためのオプションなどを含むショートカットメニューが表示されます。

LabVIEW SignalExpressでは、プロジェクトファイル内にスナップショットデータが自動的に保存されます。スナップショットを別のプロジェクトからインポートすることもできます。スナップショットをインポートするプロジェクトファイルを選択するには、ファイル→インポート→別のプロジェクトのスナップショットを選択します。