表示形式

LabVIEW SignalExpressヘルプ

表示形式

データビュータブでは、データを複数の形式で表示できます。表示形式を変更するには、ビューを右クリックしてショートカットメニューからデータビュー→表示オプションを選択します。選択項目の数は、信号のデータタイプに応じて異なります。

メモ メモ  表示オプションは、ビューのデータを別の表示形式で表示できる場合にのみ、ビューのショートカットメニューに表示されます。

グラフ

LabVIEW SignalExpressでの最も一般的な表示形式はグラフです。時間領域、周波数領域、XY信号は、データビューで常にグラフで表されます。1つのグラフには同じタイプの信号に限り複数表示することができます。たとえば、周波数領域信号を時間領域信号のグラフに追加しようとすると、信号タイプが異なるため、周波数領域信号をプロットするための新しいグラフが表示されます。

その他の表示形式オプション

データビュータブでは、グラフ以外にも以下の形式でデータを表示できます。

表示形式 サポートされるデータタイプ 説明
数値表示 スカラ(整数のみ) 整数スカラの数値を表示します。
垂直LED ブール ブール信号の値を示すLEDを表示します。
チャート表示 ブール、スカラ ブール信号とスカラ信号のプロットと、信号の名前と現在の値を示す凡例を表示します。チャート表示は、定期的に更新され、過去の信号データの履歴を維持します。チャート履歴に保存するサンプル数を指定するには、プロットを右クリックしてショートカットメニューから履歴の長さを選択します。サンプル数とは、LabVIEW SignalExpressが信号のプロットに使用するデータポイントの数です。また、プロットを右クリックしてショートカットメニューから以下のいずれかの更新モードオプションを選択して、チャートビューでのプロットデータの更新方法を指定することもできます。
  • ストリップチャート―データを左から右へとスクロールしながら連続的に表示します。
  • スコープチャート―パルスや波形など1つのデータ項目を、左から右へと部分的にプロットをスクロールして表示します。プロットがプロット領域の右端に達すると、LabVIEW SignalExpressはプロットを消去して、左端から再度プロットを開始します。
  • スイープチャート―スコープチャートに類似していますが、左端から新しくプロットを再開する際に、古いデータと新しいデータの両方が縦の線で区切られて表示される点でことなります。
スライダ スカラ 信号値までを塗りつぶす垂直スライダを表示します。
表で表示 ブール、スカラ 信号の名前と現在の値を示す表を表示します。
タンク スカラ 信号値までを塗りつぶすタンクを表示します。
温度計 スカラ 信号値までを塗りつぶす温度計を表示します。
ゲージ スカラ 信号の値を示す指針を持つゲージを表示します。
拡大表示 ブール、スカラ(倍精度のみ)、文字列 信号の値と単位を大きな文字で表示します。
メーター スカラ 信号の値を示す指針を持つメーターを表示します。