再生オプション

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再生オプション

再生オプションタブを表示するには、再生作業エリアを開き、表示→再生オプションを選択します。

再生オプションタブでは、ログデータの再生オプションを構成できます。 再生オプションを構成すると、ログデータをデータビュータブにドラッグして実行ボタンをクリックするだけで、ログデータの指定した部分が再生オプションタブで再生されます。

メモ  ログデータを解析ステップで処理すると、再生オプションタブで指定されたログデータの部分だけが処理されます。 再生オプションが設定されていなければ、デフォルトでログ全体が処理されます。
  • ログされた信号―プロジェクトのすべてのログされた信号を表示します。ログされた信号で信号を選択して、その信号の再生オプションを設定できます。
  • 再生時間の開始/停止―再生するデータのグラフを表示します。開始カーソルおよび停止カーソルを移動して、再生するデータを指定できます。
    • ズーム―再生するデータグラフの一部にズームします。ズームするデータの部分を選択するには、マウスボタンを押したままカーソルをグラフ上でドラッグします。
      メモ  データの一部にズームしても再生の開始/停止時間は変更されません。開始/停止時間を変更するには、カーソル移動ツール、または開始時間(s)フィールドと停止時間(s)フィールドを使用します。
    • カーソル移動ツール―再生データの開始時間と停止時間を変更するために、グラフ上で開始カーソルと停止カーソルをつかんで移動できるようにします。開始カーソルと停止カーソルは、グラフを右クリックしてショートカットメニューからここから開始またはここで停止を選択して移動することもできます。
    • パンツール―プロットをつかんでグラフビュー内を自由に移動できるようにします。
    • X軸を自動スケール―グラフをX軸に沿って自動スケールします。データの一部にズームしている場合またはパンツールを使用してプロットを移動した場合、このボタンを使用してグラフを元の状態に戻すことができます。また、グラフを右クリックしてショートカットメニューからX軸を自動スケールを選択してグラフをX軸に沿って自動スケールすることもできます。
      メモ  また、グラフを右クリックしてショートカットメニューからY軸を自動スケールを選択してグラフをY軸に沿って自動スケールすることもできます。
    • 開始時間(s)時間形式プルダウンメニューでログ開始時間に対する相対値を選択した場合、信号開始からログデータ再生開始までの時間を秒単位で指定します。

      時間形式プルダウンメニューで絶対値を選択した場合、ログデータの再生を開始する場所をログの実際のタイムスタンプで指定します。
    • 停止時間(s)時間形式プルダウンメニューでログ開始時間に対する相対値を選択した場合、信号開始からログデータ再生停止までの時間を秒単位で指定します。

      時間形式プルダウンメニューで絶対値を選択した場合、ログデータの再生を停止する場所をログの実際のタイムスタンプで指定します。
    • 時間形式―ログデータ再生の開始時間と停止時間を指定するための時間形式を指定します。 以下のオプションから選択できます。
      • ログ開始時間に相対開始時間フィールドと停止時間フィールドに、信号ログの開始時間からの秒数を入力して再生開始/停止時間を指定します。
      • 絶対開始時間フィールドと停止時間フィールドに、ログの実際のタイムスタンプを入力して再生開始/停止時間を指定します。
  • 再生ブロック構成―ログされた信号のデータブロックを設定します。ブロックとは、特定のサンプル数を含む信号の1つのセクションです。再生ブロック構成には以下のオプションがあります。
    • ブロックサイズ(S)―再生操作中に、各データブロックのサンプル数でのサイズを指定します。
    • オーバーラップ(%)―データ再生時におけるブロックのオーバーラップの割合(%)を指定します。
    • 部分的なブロックを含む最後の反復を無視―部分的なブロックが含まれる最後の反復を無視するように指定します。
    • 反復数―LabVIEW SignalExpressで再生する反復数を示します。
    • サンプルレート―ログされた信号のサンプルレートを示します。
    • 再生プレビューブロックサイズ(S)オーバーラップ(%)フィールドの設定に基づいて、再生データのプレビューを表示します。