スイープ範囲を構成する

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スイープ範囲を構成する

スイープ」ステップは、プロジェクト内の他のステップの実行を制御します。「スイープ」ステップは、制御対象となるステップに送信される値の範囲を設定することができます。

たとえば、「アナログ信号を作成」ステップで作成される信号の周波数の値を「スイープ」ステップで変更することができます。「スイープ」ステップのステップ設定タブで、スイープパラメータリストに周波数(Hz)を追加します。さらに、構成セクションのオプションで実行するスイープのタイプやスイープに使用する値の範囲を指定します。範囲は、線形範囲、指数範囲、ポイントのリスト、フォーミュラ、値のリストが保存されたファイルのいずれかによって定義できます。プロジェクトを実行すると、「スイープ」ステップは、各スイープの反復において「アナログ信号を作成」ステップの周波数の値を構成の設定に従って変更します。

「スイープ」ステップを構成すると、プロジェクトビューでその「スイープ」ステップが制御するステップを囲むように表示されます。前述の例では、「スイープ」ステップが「アナログ信号を作成」ステップを囲むように表示されます。スイープを含むプロジェクトを実行すると、各反復において「スイープ」ステップによってスイープ範囲内の値が生成され、制御対象のステップに渡され、新しい値が定義されます。スイープ処理の出力を定義することもできます。

「スイープ」ステップでは、複数のパラメータやステップに同時に値を適用する平行スイープを実行することができます。また、「スイープ」ステップで別の「スイープ」ステップを囲んでネストスイープを実行することもできます。