スイープ

LabVIEW SignalExpressヘルプ

スイープ

選択する信号またはパラメータスイープ処理を実行します。 スイープは、指定する回数分だけ一連の測定ステップを繰り返します。 各反復は、1つ以上の測定ステップの1つ以上のパラメータを変更します。

パラメータ説明
スイープ構成次のオプションがあります。
  • スイープパラメータ—スイープするパラメータを表示します。パラメータ名列には、パラメータの名前が表示されます。ステップ名列には、そのパラメータを使用するステップが表示されます。影響を受ける出力列は、このスイープ処理により直接影響を受ける出力信号を表示します。エイリアス列は、パラメータ参照時にフォーミュラフィールドに示す名前を表示します。エイリアスには、タイプフォーミュラに設定した場合にのみ名前が表示されます。
  • 追加スイープパラメータにパラメータを追加します。
  • 削除—選択したパラメータをスイープパラメータから削除します。
  • 構成—次のオプションがあります。
    • タイプ—実行するスイープのタイプを指定します。以下のオプションから選択できます。
      • 線形―(デフォルト)スイープが反復する度に選択したパラメータを均一値で増分します。増分値は、ユーザが指定する開始終了の値の間のポイント数をマップするポイント間の均一距離です。
      • 指数―スイープが反復する度に選択したパラメータを指数的に増加する値で増分します。
      • ポイントのリスト―スイープが反復する度に選択したパラメータの値をデータポイントリストの次の値に調整します。
      • ファイルから―スイープが反復する度に選択したパラメータの値をファイルの次の値に調整します。
      • フォーミュラ―選択したパラメータを、ポイント数にユーザが定義するフォーミュラを適用して増分します。
    • フォーミュラ—[タイプ: フォーミュラ] 選択したパラメータの制御に使用するフォーミュラを指定します。 有効なフォーミュラパラメータはxで、エイリアス列で定義および表示される開始x終了xポイント数、任意のエイリアスx1、x2などで指定された値に基づいて、線形スイープの特性に従います。たとえば、2つのパラメータx1とx2をスイープする場合、スイープフォーミュラを定義し、xおよびx1によってx2のスイープ値を制御できます。たとえば、フォーミュラフィールドで、2*x1+3*x^2と入力すると、x1に対して線形依存、xに対して2次依存になります。スイープポイントグラフは、スイープ処理結果の特性を表示します。
      メモ   フォーミュラは以前スイープ処理されたパラメータの1つのエイリアスだけを参照できます。
    • 開始—[タイプ: 線形、指数] 選択したスイープパラメータの開始値を指定します。デフォルト値は1です。
    • 終了—[タイプ: 線形、指数] 選択したスイープパラメータの終了値を指定します。デフォルト値は2です。
    • 開始x—[タイプ: フォーミュラ] フォーミュラスイープタイプを使用する場合、xパラメータの開始値を指定します。LabVIEW SignalExpressは、常に、xパラメータを線形的にスイープします。
    • 終了x—[タイプ: フォーミュラ] フォーミュラスイープタイプを使用する場合、xパラメータの終了値を指定します。
    • ポイント数—[タイプ: 線形、指数、フォーミュラ] スイープの実行に使用するポイント数(開始および終了ポイントを含む)を指定します。デフォルト値は2です。
    • スイープポイント—計算されたポイントのプレビューを表示します。ポイントの計算方法は、指定されたタイプに応じて異なります。
      • [タイプ: 線形、指数]―開始終了ポイント数フィールドで指定する値に基づいてポイントを計算します。
      • [タイプ: ポイントのリスト]―データポイントリストの値に基づいてポイントを計算します。
      • [タイプ: ファイルから]―ファイルで指定されているポイントに基づいてポイントを計算します。
      • [タイプ: フォーミュラ]―開始x終了xポイント数フィールドで指定する値に基づいてポイントを計算します。
    • データポイント—[タイプ: ポイントのリスト] スイープのポイントを定義する値を示します。
    • 挿入—[タイプ: ポイントのリスト] データポイントリストで、選択したポイントの上に新しいポイントを追加します。
    • 削除—[タイプ: ポイントのリスト] データポイントリストから選択したポイントを削除します。
    • スイープファイルへのパス—[タイプ: ファイルから] 使用するスイープポイントが保存されているテキストファイルの場所を指定します。テキストファイルには、値が1列で保存されていなければなりません。ファイルの各行に、スイープポイントとコメントの間にセミコロン区切り文字を使用してコメントを追加できます。
スイープ出力次のオプションがあります。
  • スイープの出力—スイープの各反復で累算するデータのリストを表示します。このリストの出力は、プロジェクトビューでステップの出力して表示されます。
  • 追加スイープの出力リストに出力を追加します。このボタンをクリックするとスイープ出力を編集ダイアログボックスが開きます。
  • 削除スイープの出力リストから選択した出力を削除します。
  • 編集—選択されたスイープ出力について、スイープ出力を編集ダイアログボックスを表示します。
  • 出力オプション—次のオプションがあります。
    • Y軸ラベル(範囲)—選択した出力のY軸ラベルを指定します。
    • X軸ラベル(領域)—選択した出力のX軸ラベルを指定します。
    • デフォルトを使用—軸のデフォルトラベルを使用するかどうか指定します。 カスタムラベルを指定するには、このチェックボックスをオフにします。
    • 反復指標をエクスポート—現在の反復指標をステップの出力して追加するかどうかを指定します。