グラフのタイムスタンプ

LabVIEW SignalExpressヘルプ

グラフのタイムスタンプ

LabVIEW SignalExpressの時間領域グラフでは、信号を表示するにあたって3種類のタイムスタンプを選択できます。デフォルトでは、時間領域信号には信号を一番明確に表示できるタイムスタンプが表示されます。グラフのタイムスタンプを変更するには、グラフを右クリックしてショートカットメニューからタイムスタンプを選択し、以下のオプションからいずれかを選択します。

  • 無視―グラフのすべてのプロットが、プロットされる信号の実際のタイムスタンプとは関係なく0から開始されます。関連しないタイムスタンプを持つ複数のプロットを表示する場合は、このオプションを選択します。たとえば、集録結果とファイルからロードしたシミュレーションを同時に表示する場合がこれにあたります。
  • 絶対―グラフのすべての信号プロットが各波形の実際のタイムスタンプで表示されます。ログデータのグラフは、デフォルトでこのオプションに設定されます。基準タイムスタンプ(ゼロ)がトリガポイントに関連付けられているトリガデジタイザを使用して集録した波形を表示する場合は、このオプションを選択します。
  • 相対―グラフのすべての信号プロットが、選択された基準信号の開始時間に相対して表示されます。基準信号は0から開始されます。たとえば、タイムスタンプが15と13の2つの波形時間をプロットし、タイムスタンプ15の波形を基準信号として選択すると、これらのプロットは0と–2から開始されます。1つの信号をプロットするグラフでは、これがデフォルト設定となります。マルチプレクサMIOボードが集録する複数のチャンネルを表示し、異なるチャンネル間のタイミングの関係を示して遅延を修正する場合は、このオプションを選択します。