演算(周波数領域)

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演算(周波数領域)

2つの信号で演算操作を実行します。 実行できる操作は、選択する入力信号のタイプに応じて異なります。

正しいタイプの処理を選択するには、入力信号1プルダウンメニューから処理する最初の信号を選択します。 入力信号2プルダウンメニューには互換性のある信号のみが表示され、ステップにそれらに対して有効な操作が表示されます。

パラメータ説明
入力信号2つの入力信号を表示します。
  • 表示された信号—プレビューグラフに表示する信号を指定します。 このオプションは、複数の信号を入力に選択した場合にのみ表示されます。
    メモ  入力信号に入力波形信号に依存するスカラ値が含まれる場合は、すべての信号をプレビューグラフに表示できません。
結果信号演算操作で結果として得られる信号を表示します。
入力次のオプションがあります。
  • 入力信号1—最初の入力信号を指定します。
  • 入力信号2—2番目の入力信号を指定します。
構成次のオプションがあります。
  • 操作設定—次のオプションがあります。
    • 操作—アライメント後に、信号を加算、減算、乗算、または除算するように指定します。結果信号グラフは操作結果を表示します。デフォルト値は減算です。
    • 出力単位—デシベル単位で振幅操作の結果を表示するか、あるいは、度またはラジアンで位相操作の結果を表示するように指定します。
    • 必要に応じて補間—周波数ビンをアライメントするために信号をリサンプルします。
    • 補間タイプ—次のオプションがあります。
      • 強制―各出力サンプルを、それに周波数が最も近い入力サンプル値と等しくなるように設定します。
      • 線形―各出力サンプル値を、それに周波数が最も近い2つの入力サンプル間の線形補間となるように設定します。
      • スプライン―スプライン補間アルゴリズムを使用してリサンプル値を計算するよう指定します。
      • フィルタベース―有限インパルス応答(FIR)フィルタを使用した信号のコンボリューションによる補間方法を使用します。
    • 結果の間隔—演算結果の信号が、演算対象の信号の一般周波数またはグローバル周波数範囲のどちらをカバーするかを指定します。デフォルト値はグローバルです。
フィルタ設定補間タイプからフィルタベースを選択すると有効になります。次のオプションがあります。
  • FIRフィルタ仕様—次のオプションがあります。
    • 正規化された帯域幅—使用するFIRフィルタの正規化されたカットオフ周波数。デフォルト値は0.4000です。
    • エイリアス除去(dB)—使用するFIRフィルタの最小ストップバンド減衰量。デフォルト値は80 dBです。