チャンネルビュー

LabVIEW SignalExpressヘルプ

チャンネルビュー

チャンネルビューでは、ハードウェアやシェア変数を表示または構成することができます。LabVIEW SignalExpressを起動すると、インストール済みのNI-DAQmxデバイス、NI-DAQmxシミュレーションデバイス、NI-DMMデバイス、NI Switchモジュールが自動的に検出され、チャンネルビューに表示されます。また、Microsoft Excelスプレッドシートからチャンネルビューデータをインポートまたはエクスポートすることもできます。

チャンネルビューにはアナログ出力(AO)モジュールは表示されません。

デフォルトのレイアウトでは、チャンネルビューは補助ビューとしてプライマリビューの下に物理チャンネル列と集録列で構成される表形式で表示されます。自動検出されたデバイスが物理チャンネルに表示されます。

メモ メモ  LabVIEW SignalExpressによってインストール済みのNI-DAQmxデバイス、NI-DMMデバイス、NI Switchモジュールが検出されなかった場合は、チャンネルビューはデフォルトで表示されません。サポートされるハードウェアがインストールされていない状態でチャンネルビューを開くと、空の状態で開きます。

チャンネルビュー内の上部にある表示プルダウンメニューで、ハードウェアとシェア変数のどちらを表示するか選択できます。表示プルダウンメニューでシェア変数を選択すると、シェア変数名列とサンプル周期(s)列が表示されます。

集録列のチェックボックスによって、各ハードウェアから信号を集録するか、また各シェア変数の値を読み取るか指定できます。ハードウェア項目の集録チェックボックスをオンにすると、プロジェクトビューに「信号を集録」ステップが追加され、項目固有の構成オプションの列が表示されます。シェア変数の集録チェックボックスをオンにすると、プロジェクトビューに「シェア変数を読み取り」ステップが追加されます。「シェア変数を読み取り」ステップがすでにプロジェクトビューにある場合は、シェア変数の値が既存のステップに出力として追加されます。

チャンネルビューが非表示の場合は、表示→チャンネルビューを選択して表示できます。

プロパティウィンドウで項目を構成する

プロパティウィンドウでは、チャンネル、デバイス、シェア変数を構成できます。プロパティウィンドウには、チャンネルビューで選択されたデバイス、チャンネル、シェア変数の構成オプションが表示されます。複数の項目を選択すると、プロパティウィンドウにはすべての項目に共通な構成オプションがすべて表示され、すべての項目に対して一度に値を設定することができます。たとえば、チャンネルビューで10個のチャンネルに電圧測定が指定されている場合、これらの10個のチャンネルを抵抗測定に変更するには、すべてのチャンネルを選択してプロパティウィンドウで測定タイプを一度に変更できるため、個々のチャンネルで変更する必要がありません。

プロパティウィンドウが非表示の場合は、表示→プロパティを選択して開くことができます。ハードウェアデバイスの場合、プロパティウィンドウで値を変更すると、選択された測定に必要な構成オプションの列がチャンネルビューに追加されます。