オペレータインタフェース制御器をステップパラメータにバインドする

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オペレータインタフェース制御器をステップパラメータにバインドする

オペレータモードを有効にすると、ユーザがプロジェクトに対して実行できる操作を制限することができます。ただし、オペレータモードが有効になっていてもユーザが特定のステップパラメータの値を調整できるようなオペレータインタフェースを作成することができます。このようなオペレータインタフェースを作成するには、オペレータインタフェースビューに制御器を追加し、それらの制御器を1つまたは複数のステップパラメータ値にバインドして、制御器からステップパラメータを変更できるようにします。

メモ メモ  テキスト制御器やラベル制御器は、ステップパラメータにバインドできません。また、リング制御器は1つのパラメータにのみバインドできます。

オペレータインタフェース制御器をステップパラメータにバインドするには、以下の手順に従ってください。

  1. オペレータインタフェースで制御機を1つ選択します。サイズ変更ハンドルと小さな矢印アイコン()が表示されます。
  2. 小さな矢印アイコンをクリックして、タスクウィンドウを表示します。
  3. タスクウィンドウで、バインドパラメータを編集リンクをクリックしてバインドパラメータのリストダイアログボックスを開きます。このダイアログボックスで、制御器をプロジェクトのステップのパラメータにバインドします。
メモ メモ  バインドパラメータのリストダイアログボックスは、プロパティウィンドウから開くこともできます。プロパティウィンドウを開き、オペレータインタフェースの制御器を選択し、プロパティウィンドウのパラメータのバインドセクションのバインドパラメータプロパティを選択します。バインドパラメータの値の横に表示されるボタンをクリックすると、バインドパラメータのリストダイアログボックスが表示されます。
  1. バインドパラメータのリストダイアログボックスで、メンバリストの下にある追加ボタンをクリックすると、バインドパラメータエディタウィンドウが開きます。このウィンドウにはプロジェクトのすべてのステップが表示されます。
  2. バインドパラメータエディタウィンドウでステップの横の拡張アイコンをクリックすると、制御器へのバインドが可能なステップのパラメータが表示されます。
  3. パラメータを選択して、OKボタンをクリックします。バインドパラメータのリストダイアログボックスのメンバリストにパラメータが表示されます。プロパティリストは、選択したパラメータのプロパティも表示されます。プロパティリストではプロパティの拡張ボタンをクリックして値を編集できます。また、スケールオプションを使用して、制御器によるプロパティの値の変更方法を指定することができます。たとえば、乗数を2に指定すると、制御器の値を1増分すると、プロパティの値が2増分します。
  4. (任意)制御器にさらに別のパラメータをバインドするには、手順4と5を繰り返します。
  5. OKボタンをクリックしてバインドパラメータのリストダイアログボックスを閉じると、パラメータに制御器がバインドされます。