パワースペクトル

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パワースペクトル

単一または複数のチャンネルの平均化振幅スペクトル、パワースペクトル、パワースペクトル密度を計算します。 このステップでは、2乗平均平方根、ピーク、ピーク-ピークの各単位を返すことができます。

パラメータ説明
グラフスペクトル―すべてのチャンネルのスペクトルを表示します。ズームボタンで、表示のズームインおよびズームアウトを行います。

信号―すべてのチャンネルの時間領域信号を表示します。ズームボタンで、表示のズームインおよびズームアウトを行います。
表示グラフで時間領域信号または計算されたパワースペクトルを表示するかどうかを指定します。
自動スケールデータを表示する場合の、グラフのスケールを自動的に調整します。
入力次のオプションがあります。
  • 入力信号—ステップのアナログ波形を指定します。
構成次のオプションがあります。
  • —入力信号に適用する窓を指定します。以下のいずれかの窓オプションを選択できます。
    • なし
    • ハニング
    • ハミング
    • ブラックマン・ハリス
    • 完全ブラックマン
    • ブラックマン
    • フラットトップ
    • 4項ブラックマン・ハリス
    • 7項ブラックマン・ハリス
    • ローサイドローブ
    • ガウス
  • スケール—ステップのスケールパラメータを指定します。
    • スペクトルタイプ—スペクトルが振幅またはパワーのどちらの単位になるかを指定します。ここで、パワーは振幅の2乗と同じです。デフォルト値はパワーです。
    • 振幅スケール—ズームパワーに対して線形単位かデシベル単位のどちらかを指定します。デフォルト値はデシベル単位です。
    • ピーク変換—変換されたスペクトルのピークスケールを指定します。RMS(デフォルト)、ピーク、またはピーク-ピークを選択できます。
    • スペクトル密度—スペクトルをパワースペクトル密度(PSD)として返すかどうかを指定します。デフォルト値はOFFです。
平均平均化パラメータを指定します。
  • 平均化モード—以下のオプションから平均化モードを指定します。
    • 平均化なし(デフォルト)
    • ベクトル平均化
    • RMS平均化
    • ピークホールド
  • 重み付けモード指数または線形のどちらかの重み付けを指定します。指数平均は最新のデータに対してより大きい重みを適用し、線形平均はすべてのデータに対して同じ重みを適用します。
  • 平均数—選択された重み付けモードで使用される平均数を指定します。
  • 自動再開—ステップが平均数の値に達すると、平均化処理を自動的に再開するかどうかを指定します。重み付けモードを線形に設定した場合、自動再開始を有効にすると、平均完了数平均数と等しくなると平均化処理が自動的に再開されます。
  • 平均完了数—完了した平均数を表示します。
  • 平均化完了平均完了数の数が平均数以上になると点灯します。平均化モードとして平均化なしを選択すると、平均化完了は常にTRUE(点灯)です。