アナログ信号を作成
アナログ信号を作成します。 様々な周期的波形信号、ノイズ、マルチトーン、DC信号を作成できます。 また、フォーミュラによって信号を定義することもできます。 「アナログ信号を作成」ステップでは、任意信号が作成されます。 たとえば、このステップでハードウェアデバイスの刺激信号となる信号を作成できます。 「アナログ信号を作成」ステップを連続信号モードまたは反復信号モードで実行するかは、反復信号チェックボックスで指定できます。 デフォルトでは、連続信号モードに設定されています。
パラメータ | 説明 |
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出力信号 | ステップで作成された信号を表示します。 |
構成 | 次のオプションがあります。
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実行制御 | 次のオプションがあります。
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詳細 アナログ信号を作成
連続信号モードでは、各反復でこのステップが作成する信号は、前の反復に連続しています。 結果として、タイムスタンプと位相連続性を連続的に増加する信号になります。 連続信号モードを使用すると、任意の周波数を持つ信号、またはデバイスが実行中に出力バッファの更新をサポートする場合にはアナログ出力デバイスを持つ非反復ノイズ信号を連続的に生成できます。
反復信号モードでは、実行ボタンまたは信号をリセットボタンがクリックされたとき、また構成パラメータが変更されたときに、ステップの最初の反復においてのみ信号が計算されます。 計算された信号が、同じタイムスタンプと開始位相によって繰り返されます。 ナショナルインスツルメンツでは、実行中の出力バッファの更新をサポートしないアナログ出力デバイス(「NI-FGEN任意波形」ステップがサポートするデバイスなど)で信号を生成する場合は、反復信号モードを使用することをお勧めします。
信号周波数の強制的な調整
標準周期信号タイプを選択した場合は、N周期チェックボックスをオンにすると、整数の周期数で信号が作成されるように指定した信号周波数が強制的に調整されます。 したがって、周期は位相が断絶することなく反復します。 N周期チェックボックスをオンにすると、実際の強制値によって指定した入力値が上書きされます。 マルチトーン信号タイプを選択すると、開始周波数 (Hz)、終了周波数 (Hz)、ステップ周波数 (Hz)の各値が強制的に調整され、反復可能な信号が作成されます。 強制された値をエクスポートチェックボックスをオンにすると、強制された周波数値を「アナログ信号を作成」ステップの出力値としてエクスポートできます。