ログされた信号の表示および解析を行う
信号のログが完了したら、再生作業エリアに切り替えてログされた信号を再生または解析できます。再生作業エリアは、信号のログを行う監視/記録作業エリアに似ていますが、データビュータブに時間を示すバーとログ信号内を移動するためのいくつかのボタンが表示される点で異なります。また、ログ信号をステップの入力として使用することができます。ログされた信号を再生作業エリアで表示し、処理ステップまたは解析ステップでログされた信号を再生するには、以下の手順に従ってください。
- 監視/記録作業エリアで、信号をログします。
- プロジェクトビューの上に表示されているプルダウンメニューから、再生または再生するログ名を選択して再生作業エリアに切り替えます。または、表示→作業エリア→再生を選択して再生作業エリアに切り替えることもできます。
メモ プロジェクトビューの上にあるプルダウンメニューから特定のログを選択すると、再生作業エリアで自動的にそのログがアクティブになります。 |
- ログデータウィンドウのログ信号をデータビュータブにドラッグします。
- 実行ボタンをクリックします。ログ信号が、記録されたときと同じ速度で再生されます。
- (任意)時間バーのボタンやプルダウンメニューを使用してログ信号の再生方法を調整できます。たとえば、再生速度の変更、繰り返し再生、特定の時間からの信号の再生、ログ信号内の1回の反復(ブロック)ずつの再生などが可能です。また、時間バーのポインタを移動して、ログ信号内を手動で移動できます。
- プロジェクトビューに、「フィルタ」ステップなど入力信号を必要とするステップを追加します。アクティブなログがステップの入力として自動的に選択されます。
- ステップの出力をデータビュータブにドラッグし、実行ボタンをクリックします。ログ信号がブロックごとにステップで処理され、結果がデータビュータブに表示されます。
再生オプションタブでは、ログデータの詳細な再生オプションを構成できます。たとえば、再生オプションタブでは、ログ信号のサブセットを選択して再生、解析したり、ログ信号のブロックサイズを変更したり、信号データブロックのオーバーラップを設定することができます。