ASCII/LVMに保存

LabVIEW SignalExpressヘルプ

ASCII/LVMに保存

ASCIIファイル、またはテキストベースの計測ファイル(.lvm)に信号を保存します。 .lvmファイル形式は初回のヘッダ情報が上書きされないように設計されているため、「ASCII/LVMに保存」ステップは最初のプロジェクト実行時にのみヘッダ情報を.lvmファイルに書き込みます。 プロジェクトを再度実行すると、ヘッダ情報は更新されず、サブヘッダ情報のみが更新されます。

パラメータ説明
入力信号入力信号を表示します。
信号次のオプションがあります。
  • 入力を追加—ファイルに書き込む信号を追加します。
  • 削除—ハイライトされた入力を削除します。
  • 入力—ASCIIファイル、またはテキストベースの計測ファイル(.lvm)に書き込む信号を一覧表示します。
  • 入力データ—ファイルに保存する信号を指定します。
ファイル設定次のオプションがあります。
  • エクスポートファイルのパス—ファイルの保存先を指定します。 ファイルの場所は、絶対パスまたは相対パスで指定できます。絶対パスを指定すると、パスがプロジェクトと共に保存されます。プロジェクトが未保存の状態で相対パスを指定すると、そのパスはマイドキュメントフォルダの相対パスであるとみなされます。プロジェクトが保存済みの状態で相対パスを指定すると、そのパスはプロジェクトの保存場所に対する相対パスであるとみなされます。
  • ファイルが既存の場合—LabVIEW SignalExpressで既存ファイルにデータを保存する方法を指定します。次のオプションがあります。
    • 上書き―既存ファイルのデータを置換します。
    • 一度上書きした後、ファイルに追加―一度ファイルを上書きし、その後に情報を既存ファイルの最後に追加します。
    • バックアップを作成してから上書き―ファイルバックアップを実行し、既存ファイルのデータを置換します。
    • ファイルに追加―既存ファイルにデータを追加します。
    • ファイル名に連番を付加―ファイル名に、次の続き番号を追加します。たとえば、test.lvmが存在する場合、LabVIEW SignalExpressはファイルをtest1.lvmとして保存します。
  • エクスポートファイルのタイプ—ファイルの保存形式を指定します。オプションには、テキストベースの計測ファイル(.lvm)または汎用ASCIIがあります。デフォルト値は、テキストベースの計測ファイル(.lvm)です。汎用ASCIIを選択する場合、.csvまたは.txtとして保存することもできます。 .lvmファイル形式にはヘッダ情報と信号データが含まれます。ASCIIファイル形式には信号データのみが含まれます。両方ともファイル形式はASCIIです。「LVMからロード」または「ASCIIからロード」ステップを使用すると、LabVIEW SignalExpressにこれらのファイルをロードできます。
  • LVMファイル注釈—次のオプションがあります。
    • ID—次のオプションがあります。
      • プロジェクト—データセットに関連するプロジェクト名を表示します。
      • ユーザ—このデータを保存したユーザのIDを表示します。
    • メモ—選択するチャンネルに関するその他の情報を記述します。
    • UUT—次のオプションがあります。
      • UUTの名前または説明—UUT(テスト中の装置)の名前、説明を入力します。
      • シリアル番号—UUTのシリアル番号を指定します。
      • モデル番号—UUTのモデル番号を指定します。
    • テスト—ヘッダに追加するテスト情報を指定します。次のオプションがあります。
      • テストの名前または説明—テストの名前、説明を入力します。
      • シリーズ—このデータの一連のテストを指定します。
      • 番号—このデータに対応する一連のテスト番号を指定します。
    • 波形—波形についての情報を表示します。
      • 波形名—選択するチャンネル名を指定します。
      • 波形の注釈—選択するチャンネルに関するその他の情報を記述します。
  • デリミタ—データの区切りに使用するデリミタを指定します。デフォルト値はタブです。 このオプションは、エクスポートファイルのタイプ汎用ASCII(.txt)に設定した場合にのみ表示されます。
  • カスタムデリミタ—タブやカンマ以外のファイルデリミタを指定します。 このオプションは、エクスポートファイルのタイプ汎用ASCII(.txt)に設定した場合にのみ表示されます。
  • 信号名を含む—ASCIIファイルで信号名を示します。 このオプションは、エクスポートファイルのタイプ汎用ASCII(.txt)に設定した場合にのみ表示されます。
  • X 値列—次のオプションがあります。
    • 1列/チャンネル―各チャンネルが生成する時間データ別に異なる列を作成します。このオプションでは、y軸の値の列ごとにx軸の値の列が作成されます。
    • 1列のみ―チャンネルが生成する時間データの列を1つだけ作成します。このオプションでは、x軸の値の列だけが作成されます。
    • 空時間列―各チャンネルが生成する時間データ別に空の列を作成します。このオプションでは、x軸のデータは含まれません。
    このオプションは、エクスポートファイルのタイプ汎用ASCII(.txt)に設定した場合にのみ表示されます。
  • 時間軸の環境設定—次のオプションがあります。
    • 絶対時間―グリニッジ標準時の1904年1月1日金曜日午前0:00から経過した時間を表示します。
    • 相対時間―時間を0から開始してミリ秒単位で表示します。
    このオプションは、エクスポートファイルのタイプ汎用ASCII(.txt)に設定した場合にのみ表示されます。