ログデータウィンドウ
ログデータウィンドウは、LabVIEW SignalExpressのプロジェクトビューの下に表示されます。このウィンドウには、現在のプロジェクトでこれまでに記録/作成されたすべてのログデータとスナップショットのリストが表示されます。ログデータウィンドウから、ログデータとスナップショットの表示、エクスポート、管理を行うことができます。
新しいデータログやスナップショットを作成すると、それらのデータログやスナップショットの名前がログデータウィンドウに自動的に表示されます。データログまたはスナップショットに含まれる信号を表示するには、これらの名前を展開します。
ログデータを管理する
各データログには、トップレベルのユーザ定義名がつけられます。デフォルトではタイムスタンプが使用されますが、タイムスタンプを右クリックしてショートカットメニューから名前を変更を選択してログの名前を変更することもできます。
メモ ログを作成する前に、記録オプションタブであらかじめ名前を指定することもできます。 |
アクティブなログの名前はログデータウィンドウで太字で表示されます。ログをアクティブにするには、データログ名を右クリックしてアクティブログに設定を選択します。データビュータブでログを表示している場合、データビューがアクティブログを表示するように更新されます。
ログデータウィンドウでデータログ名を展開して表示される信号名を右クリックすると、ログ信号を管理するための以下のショートカットメニューオプションが表示されます。
- プロパティ―ログ信号のプロパティの概要を表示します。
- アラームとイベントを表示―ログ信号のすべてのアラームとイベントのリストを表示します。
- フォルダを開く―ログが保存されているディスクの場所が開きます。
- ASCIIに変換―ログ信号をASCIIファイルに変換します。
- Microsoft Excelにエクスポート―ログデータをMicrosoft Excelにエクスポートします。このオプションでは、ログに含まれるすべてのサンプルがエクスポートされます。
メモ Microsoft Excelにデータをエクスポートする際、エクスポートされるサンプルデータはクリップボードにコピーされます。クリップボードに保存できるサンプルデータ数は、オプションダイアログボックスのデータページにあるクリップボードの最大データエクスポートサイズオプションを使用して増やすことができます。 |
- DIAdemで開く―DIAdemでログされた信号を開きます。
- ログを表示用に処理―ログをデータビュータブで適切なスケールで表示するために処理するよう指定します。オプションダイアログボックスのロギングページで表示用にログデータを処理をなしに設定した場合は、このオプションを選択してください。
スナップショットを管理する
各スナップショットには、トップレベルのユーザ定義名が付けられます。デフォルトではタイムスタンプが使用されますが、タイムスタンプを右クリックしてショートカットメニューから名前を変更を選択してスナップショットの名前を変更することもできます。
メモ スナップショットを作成する前に、スナップショットを作成ダイアログボックスであらかじめ名前を指定することもできます。 |
ログデータウィンドウでスナップショット名を展開して表示される信号名を右クリックすると、スナップショットの信号を管理するための以下のショートカットメニューオプションが表示されます。
- 送信先―解析ステップに信号を送信します。
- プローブ―信号の詳細情報を示すデータプローブウィンドウを表示します。
- 値をコピー―信号値をテキストとしてコピーし、テキストファイルに貼り付けられるようにします。
- 値を保存―スナップショットをテキストファイルとして保存します。
- 削除―スナップショットから信号を削除します。
- 名前を変更―信号の名前を変更します。