統計

LabVIEW SignalExpressヘルプ

統計

時間領域、スカラ、スカラデータ配列に対して統計計算を実行します。 データに対する統計的な計測は最大6つまで選択でき、指定した各計測に対してスカラ出力が作成されます。 入力信号が波形の場合、「統計」ステップはデフォルトでは現在の入力信号の統計的な計測値を返します。 入力がスカラデータの場合は、「統計」ステップは、プロジェクトを開始してから、またはステップをリセットしてから現在までの信号全体を表す統計的な計測を返します。

パラメータ説明
入力信号入力信号を表示します。 データをExpress VIに配線して実行した場合、入力信号には実数データが表示されます。Express VIを閉じ、再度開いた場合、入力信号には、Express VIを再び実行するまで、サンプルデータが表示されます。
  • 表示された信号—プレビューグラフに表示する信号を指定します。 このオプションは、複数の信号を入力に選択した場合にのみ表示されます。
    メモ  入力信号に入力波形信号に依存するスカラ値が含まれる場合は、すべての信号をプレビューグラフに表示できません。
  • データ内ポイント数—データ内のポイント数を指定します。デフォルト値は4400です。
入力次のオプションがあります。
  • 入力信号—入力値を指定します。
構成および結果次のオプションがあります。
  • 最大—現在の入力信号の最大値を出力するように指定します。
  • 最小—現在の入力信号の最小値を出力するように指定します。
  • 平均—現在の入力信号の平均値を出力するように指定します。
  • サンプル数—「統計」ステップで統計計測を実行する入力サンプル数を出力するように指定します。
  • チャンネルを統合—「統計」ステップから、入力信号のグループの測定値に対して1つの出力を返すかどうか指定します。 たとえば、「統計」ステップで信号の最大値を測定するよう設定した場合、このチェックボックスをオンにすると、各チャンネルの1つの最大値ではなく、すべてのサンプルの最大値が返されます。 このオプションは、入力信号が信号のグループである場合にのみ表示されます。
  • 標準偏差—現在の入力信号の標準偏差を出力するように指定します。
  • 分散—現在の入力信号の分散を出力するように指定します。
  • 合計—現在の入力信号の合計を出力するように指定します。
  • 測定持続時間(s)—「統計」ステップが返す各測定の持続時間を示します。
  • 各反復で測定を再開—入力信号の各反復で統計計測を再開するように指定します。このオプションを選択しない場合、出力統計は入力信号全体の累積値を表示します。