オペレータインタフェースを作成する
プロジェクトをオペレータモードにすると、プロジェクトとの対話が制限されます。たとえば、プロジェクトをオペレータモードにすると、ステップ設定タブの構成オプションを変更できなくなります。ただし、オペレータモードで保存されたプロジェクトを他のユーザに配布する場合、ユーザがステップの設定を変更できるようにする必要がある可能性があります。オペレータモードを有効にする前に、オペレータインタフェースの制御器をステップパラメータにバインドすることで、制限的なプロジェクトの編集を可能にすることができます。
メモ プロジェクトがオペレータモードに設定されているときは、オペレータインタフェースを構成できません。 |
オペレータインタフェースを構成するには、以下の手順に従ってください。
- オペレータインタフェースビューが非表示の場合は、表示→オペレータインタフェースを選択して表示します。
- Toolboxウィンドウが非表示の場合は、表示→Toolboxを選択するか、オペレータインタフェースビューを右クリックしてショートカットメニューからToolboxを選択して表示します。Toolboxウィンドウには、オペレータインタフェースビューに追加できる制御器の一覧が表示されます。
- Toolboxウィンドウで制御器を1つ選択してオペレータインタフェースビューにドラッグします。制御器にサイズ変更ハンドルと小さな矢印アイコン()が表示されます。
- 小さな矢印アイコンをクリックしてタスクウィンドウを表示します。このウィンドウでは制御器の基本的なパラメータ(キャプション、初期値、選択値の範囲など)を構成できます。
- プロジェクトのステップに制御器をバインドするには、タスクウィンドウのバインドパラメータを編集リンクをクリックします。
- (任意)表示→プロパティを選択するか、制御器を右クリックしてショートカットメニューからプロパティを選択してプロパティウィンドウを開きます。このプロパティウィンドウでは、制御器の詳細なプロパティを設定できます。たとえば、プロパティウィンドウには外観や動作を構成するためのプロパティが表示されます。
- オペレータインタフェースビューでオペレータモード有効ボタンをクリックするか、操作→オペレータモード→オペレータモード有効を選択して、オペレータモードを有効にします。オペレータモードでは、表示されるツールバーボタンとメニュー項目の数が少なくなります。
- プロジェクトビューでバインドパラメータを含むステップを探し、そのステップの出力をデータビュータブにドラッグし、プロジェクトを実行します。
- プロジェクト実行中に、制御器を使ってバインドパラメータの値を変更し、信号の値がどのように変化するか確認します。
- プロジェクトを保存します。