LabVIEWでExpress VIを使用する

LabVIEW SignalExpressプロジェクトをLabVIEWのブロックダイアグラムに変換すると、そのブロックダイアグラムは互いに配線されたLabVIEW Express VIによって構成されます。通常、LabVIEW SignalExpressの各ステップは、LabVIEWのブロックダイアグラムの各Express VIに相当します。これらのExpress VIをダブルクリックすると、LabVIEW SignalExpressのステップの構成ビューと同一の構成ビューが表示されます。この構成ビューで値を再設定すると、LabVIEWでVIの実行を再構成できます。LabVIEW SignalExpressではLabVIEW SignalExpressの実行中に構成ビューのオプションを変更できますが、LabVIEWでVIを実行している場合はExpress VIの構成ビューを開いて設定を変更することはできません。VIを停止して構成ビューを開き、変更作業を行った後、VIに戻る必要があります。

メモ  LabVIEWで開く構成ビューはLabVIEW SignalExpressの実行エンジンによって管理されるため、変換後のExpress VIを正常に動作させるためにはコンピュータにLabVIEW SignalExpressがインストールされていなければなりません。LabVIEW SignalExpressがコンピュータにインストールされていない場合、構成を変更するためにはExpress VIをさらにサブVIに変換する必要があります。

LabVIEW SignalExpressのExpress VIは、他のExpress VIと同様に、LabVIEWのサブVIに変換できます。LabVIEW SignalExpressプロジェクトをLabVIEWのブロックダイアグラムに変換する場合、Express VIの値を再設定する代わりに、低レベルのVIを変更する必要がある可能性があります。Express VIをサブVIに変換して低レベルのVIにアクセスするには、Express VIを右クリックしてフロントパネルを開くを選択し、変換ボタンをクリックします。