NI-DAQmxデバイスで反復信号を生成する

LabVIEW SignalExpressヘルプ

NI-DAQmxデバイスで反復信号を生成する

LabVIEW SignalExpressでは、連続的に反復信号を生成できます。反復信号の場合、信号の作成とデバイスへのロードが1度だけ行われるため、ループの最低レートを設定する必要がありません。このような反復信号の生成は、非反復ノイズまたは位相連続信号の作成に比べて非常に高いサンプルレートで実行できます。反復信号は、デバイスの最大サンプルレートで生成することができます。

反復信号の生成を実行するには、以下の手順に従って下さい。

  1. 「ASCIIからロード」、「LVMからロード」、「SPICEからロード」の各ステップを使用して、ファイルから信号をインポートし、反復信号を作成します。「アナログ信号を作成」ステップを使用することもできます。「アナログ信号を作成」ステップを使用する場合、反復信号チェックボックスにチェックマークを付けます。
  2. 信号を「DAQmx生成」ステップに渡します。これにより、データを変更する場合にのみ、デバイスの出力バッファにデータをロードします。ファイルをインポートするステップと「アナログ信号を作成」ステップは最初の反復でのみ出力信号を生成するため、「DAQmx生成」ステップは最初の反復で信号をデバイスにロードし、停止ボタンを押すまで反復信号を生成します。

反復信号を生成する例については、SignalExpress\Examples\DAQmxディレクトリにある「Continuous Tone Generation and Finite Acquisition (Regeneration)」サンプルを参照してください。