パフォーマンスに関する注意事項

LabVIEW SignalExpressヘルプ

パフォーマンスに関する注意事項

「DAQmx集録」ステップを連続モードで構成する場合、集録されたデータの連続性を保証するためにはLabVIEW SignalExpressで最低ループレートが維持されなければなりません。ループレートは、集録するサンプル数をサンプルレートで除算した値です。つまり、ソフトウェアは各バッファ転送の間のデータを失うことなく信号を連続的に集録できる速度で実行される必要があります。集録したデータをデータビューに表示したり、構成ビューを開いたままにすると、LabVIEW SignalExpressの実行速度が低下し、データが失われる可能性があります。バッファ転送の間のデータが失われると、デバイスから上書きエラーが返され、集録されたデータの連続性が損なわれます。

デバイスから上書きエラーが返された場合は、サンプルレートを低くするかバッファのポイント数を増やし、構成ビューをすべて閉じ、データビューで集録された信号を削除するか、または表示メニューで実行中に信号ビューを更新オプションを選択解除します。

メモ  データ集録の詳細については、『NI-DAQmxヘルプ』を参照してください。