形式と精度ページ(ビューのプロパティダイアログボックス)

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形式と精度ページ(ビューのプロパティダイアログボックス)

ビューのプロパティダイアログボックスを開くには、データビュータブのプロパティボタンをクリックするか、ビューを右クリックしてショートカットメニューからプロパティを選択します。 形式と精度タブを選択するとこのページが表示されます。

このページでは、数値ビューやその他のビューの数値コンポーネント(グラフの軸のスケールの単位など)の形式と精度を設定します。

このページには以下のコンポーネントが含まれます。

  • コンポーネント―形式と精度を設定する数値コンポーネント(グラフの軸など)を指定します。このプルダウンメニューは、複数の数値コンポーネントを持つビューでのみ表示されます。
  • 形式タイプ―数値コンポーネントのタイプです。以下のオプションから選択できます。
    • 浮動小数点―浮動小数点表記の数値コンポーネントを表示します。
    • 科学―科学表記の数値コンポーネントを表示します。たとえば、浮動小数点表記の60は科学表記の6E+1に相当します。ここで、Eは10の累乗の指数を表します。
    • 自動フォーマット―データに対して自動的に選択された形式で数値コンポーネントを表示します。表示する数値に応じて、指数関数表記または浮動小数点表記のいずれかが選択されます。
    • SI表記―国際単位(SI)の表記で数値コンポーネントを表示します。測定単位は値の後に表示されます。たとえば、浮動小数点表記の6000はSI表記の6kに相当します。
    • 10進数―10進法で数値コンポーネントを表示します。
    • 16進数―16進法で数値コンポーネントを表示します。有効な桁は0〜Fです。たとえば、浮動小数点表記の60は16進法の3cに相当します。
    • 8進数―8進法で数値コンポーネントを表示します。有効な桁は0〜7です。たとえば、浮動小数点表記の60は8進法の74に相当します。
    • バイナリ―2進法で数値コンポーネントを表示します。有効な桁は0〜1です。たとえば、浮動小数点表記の60は2進法の111100に相当します。
    • 絶対時間―数値コンポーネントをグリニッジ標準時の1904年1月1日午前12:00から経過した時間で表示します。
    • 相対時間―0から始まる時間、分、秒で表された数値コンポーネントを表示します。たとえば、浮動小数点表記の100は相対時間の1:40に相当します。
  • ―[形式タイプ: 浮動小数点、科学、自動フォーマット、SI表記] 精度のタイプ小数点下の桁数の場合、このフィールドには小数点以下を表す桁数が含まれます。精度のタイプ有効数字の場合、このフィールドには有効数字を表す桁数が含まれます。
  • 精度タイプ―[形式タイプ: 浮動小数点、科学、自動フォーマット、SI表記] 精度または有効数字の桁を表示するかどうかを設定します。桁数フィールドで小数点以下に表示する桁数を示したい場合、精度のタイプを選択します。桁数フィールドで表示する有効数字の桁数を示したい場合、有効数字を選択します。
  • 後に続くゼロを非表示―[形式タイプ: 浮動小数点、科学、自動フォーマット、SI表記] 数字の末尾の0を削除します。小数点がついていない数値の場合は、このオプションは記述部も削除します。
  • 3の倍数の指数―[形式タイプ: 科学、自動フォーマット] 指数が常に3の倍数の場合、数値を工学表記にフォーマットします。
  • 最小フィールド幅を使用―[形式タイプ: 浮動小数点、科学、自動フォーマット、SI表記、16進数字、8進数、バイナリ] 最小フィールド幅に入力した最小幅以上になるように、テキストの左か右の余分なスペースを0かスペースでパディングします。最小フィールド幅パディングを設定するには、このチェックボックスをオンにする必要があります。
    • 最小フィールド幅―数値をパッドする幅です。
    • パディング―左側または右側をスペースでパッドするか、左側をゼロでパッドするかを設定します。
  • 時間タイプ―[形式タイプ: 絶対時間、相対時間] 数値コンポーネントで表示する時間の形式を設定します。カスタム時間形式は、このダイアログボックスで構成する形式を使用します。以下の要素を使用します。システム時間形式は、オペレーティングシステムの形式を使用します。時間を使用しないを選択すると、数値コンポーネントに時間が表示されません。
    • AM/PMタイプ―時間の形式に使用する時計のタイプを指定します。以下のいずれかのオプションを選択できます。
      • AM/PM―12時間表記を使用します。
      • 24時間―24時間表記を使用します。
    • HMSタイプ―時間と分、または時間と分と秒を表示するかどうかを設定します。以下のいずれかのオプションを選択できます。
      • HH:MM―時間を時間と分で表示します。
      • HH:MM:SS―時間を時間、分、秒で表示します。
        • ―秒の端数を表示する桁数を指定します。
  • 日付タイプ―[形式タイプ: 絶対時間、相対時間] 数値コンポーネントで表示する日付の形式を設定します。カスタム日付形式は、このダイアログボックスで構成する形式を使用します。以下の要素を使用します。システム日付形式は、オペレーティングシステムの形式を使用します。日付を使用しないを選択すると、数値コンポーネントに日付が表示されません。
    • MDYタイプ―月、日、年を表示する順序を指定します。以下のいずれかのオプションを選択できます。
      • M/D/Y―日付を「月/日/年」の形式で表示するよう指定します。
      • D/M/Y―日付を「日/月/年」の形式で表示するよう指定します。
      • Y/M/D―日付を「年/月/日」の形式で表示するよう指定します。
    • 年タイプ―年を2桁または4桁のどちらで表示するかを設定します。以下のいずれかのオプションを選択できます。
      • 年を表示しない―年を表示しないよう指定します。
      • 年を2桁で表示―年を2桁で表示するよう指定します。
      • 年を4桁で表示―年を4桁で表示するよう指定します。