3 2 WAMアプリケーションのデザイン

LANSA WAM

3.2 WAMアプリケーションのデザイン

  • LANSA Webアプリケーションの設計時に、アプリケーションに必要なWAM数や各WAMに組み込むWebroutine数を決める必要があります。通常は、アプリケーションを機能ごとに分割し、その各機能に1つのWAMを割り当てます。
  • WAMとWebroutineの構造を設計する際は、WAMのセッション管理も理解しておく必要があります(詳しくは『WAMのセッション管理』 を参照してください)。省略値では、各WAMは他のWAMから独立した形で独自のセッション状態を持ちますが、複数のWAMセッションを繋げることもできます。
  • 複数のWAMアプリケーションをモジュール化するには、別のRDMLXコンポーネントを使用します。Webroutine内でRDMLXコンポーネントを使用して、ビジネス・ルール処理をアプリケーションに割り当てていきます。このデザイン方法により、GUIベースやブラウザー・ベースのアプリケーションなど、異なるプレゼンテーション・テクノロジでプログラムを再利用できるようになります。
  • Webroutineサービス名を使用すると、WAMアプリケーション配布時の柔軟性が高まります。例えば、アプリケーションを別の区画、WAM、またはWebroutineに再配布する際に、サービスへの外部URL参照を修正する必要がなくなります。