Webroutineの要求
Lstd.Json.getWebroutine(options)メソッドにより、JavaScriptプログラムでWebroutineを呼び出せます。どんなWebroutineでもこのメソッドを使って呼び出すことができますが、データを返すことができるのはJSON応答Webroutineのみです。optionsのパラメータはプロパティのないJavaScriptオブジェクトか、または以下のようなプロパティを含みます。
Wam |
呼び出されるWAMです。指定しない場合は、現在のWAMが使用されます。 |
webroutine |
呼び出されるWebroutineです。指定しない場合は、現在のWebroutineが使用されます。 |
Fields |
Webroutineに送信する入力値を含むJavaScriptオブジェクトです。例えば次のようになります。 { GIVENAME:"William", SURNAME:"Shakespeare" } |
Lists |
Webroutineに送信するリストを含むJavaScriptオブジェクトです。各リストには行が配列されており、各行は複数のカラム値を含むオブジェクトです。例えば次のようになります。 { LIST01:[ {DEPTMENT:"ADM", DEPTDESC:"Administration"}, {DEPTMENT:"FIN", DEPTDESC:"Finance"} ] } |
callback |
Ajax応答が完了した時に呼び出されるJavaScriptファンクションです。このファンクションはJSON応答Webroutineへの呼び出しが正常に完了した時のみ呼び出されます。Webroutine出力を表わすWebroutineオブジェクトが含まれた単一パラメータが引き渡されます。 |
これを全てまとめると、次のようになります。
/*
* Get webroutine (Ajax request)
* Webroutine (wr) is passed to the callback wrapped in an Lstd.Json.Wr object
*/
var options = {
wam: "SampleWam",
webroutine: "Sample1",
fields: {
GIVENAME: "John",
SURNAME: "Smith"
},
lists: {
LIST01: [
{DEPTMENT: "ADM", DEPTDESC: "Administration"},
{DEPTMENT: "FIN", DEPTDESC: "Finance"}
]
},
callback: function(wr) {
// Code to handle the Ajax response goes here
}
};
Lstd.Json.getWebroutine(options);
callbackファンクションに渡されるWebroutineオブジェクトには、サーバーから返されたフィールドやリスト取得用の多くのメソッドが含まれます。