3.12.1 テクノロジ・サービス・プロバイダ
ディレクトリi18n内の各テクノロジ・サービスには、ローカライズ可能な文字列を含む独自のディレクトがあります。
各言語の文字列は以下のような名前でファイルに格納されます。
std_messages-<lang-code>.json
<lang-code>の部分は、ISO言語コードの2文字の後にオプションの国コードが続きます。例えば、"de-AT"は、オーストリア("AT")で使われるドイツ語("de")を意味します。
LANSAフレームワークにより使用される文字列は、全てstd_messages-en.jsonで定義され、常にこのファイルがフレームワークにより最初にロードされます。こうすることで、翻訳が見つからなかった場合に使用できる文字列を最低限確保することができます。次にフレームワークは現在の言語の言語ファイル、その後に国特有のファイルをロードしてマージします。例えば、区画の言語コードが"de-AT"の場合、フレームワークは次の順序でファイルをロードします。
- std_messages-en.json
- std_messages-de.json
- std_messages-de-AT.json
つまり、std_messages-de-ATファイルを定義する際、各文字列を複製して管理する必要がないということです。std_messages-de.jsonに存在しているバージョンと異なる文字列のみを定義するだけです。