2 4 1 WAMレイアウト

LANSA WAM

2.4.1 WAMレイアウト

WAMレイアウト・ウェブレットは、Webroutineに関連付けられたWebページの構成を整えたり、機能や外観に関してレイアウト定義の中で参照されるドキュメントのインターフェースとして使用されます。

省略値では、各WAMには関連付けられたWAMレイアウト・ウェブレットがあり、これがWAMのWebroutineに関連する表示のベースとして使用されます。1つのWAMレイアウトが、WAMの中で定義されているWebroutineの数に関係なく、それぞれのWAMに対して生成されます。ウェブ・アプリケーションが複数のWAMを含む場合、同じレイアウトがアプリケーションの全てのWAMに対して適用されます。このようにして、一貫性のあるインターフェイスを保つことができるのです。

WAMレイアウトは通常ビジュアル・エレメントとして、結果のウェブ・ページ全てに構造を提供します。WAMレイアウトの役割として、タイトルやメニュー、メッセージ表示、ロゴなどの表示を定義することができます。WAMレイアウトは適用するカスケード・スタイルシートを制御することもできます。(これに関しては「2.7.2 ロードされるCSSファイルの種類および独自のCSSファイルを追加する方法」で説明されています。)

 

その名前からの推測に反し、WAMレイアウトは表示エレメントで構成される必要はありません。(ただし、通常は表示エレメントで構成されています。)

XSLドキュメントのリファレンスを含むレイアウトの非表示エレメントは、以下の通りです。

  • 標準変数
  • 標準データ・タイプ
  • スタイル
  • JavaScript
  • 省略値の非表示フィールド