1 5 1 エディター

LANSA WAM

1.5.1 エディター

LANSAエディターの中でWebデザインが管理される部分はビジュアル・エディターです。これを使ってWebデザインを'描画'していきます。LANSAエディターのソースタブで開いたWAMは、そのWebroutineの[デザイン]タブでデザインしたWebページを持っています。

WAMのWebroutineのウェブ・デザインを開くには、Webroutineコマンドのすぐ右側にある、Webroutineデザイン・グリフと呼ばれる緑の矢印を選択します。Webroutineにアクティブなテクノロジ・サービス・プロバイダ用のウェブデザインがない場合、自動的に生成されます。それ以外は、デザインタブが現在のテクノロジ・サービス・プロバイダ用に選択されたWebroutineのウェブデザインをロードします。

以下の合成図はこの様子を示しています。

[デザイン]タブの[Web Page]タブは、ユーザーに表示されるWebページを生成するのに使用されるXSLソースを視覚的に表示したものです。実際の元となるXSLは、[XSL] タブを選択することで見ることができます。同様に、[XML]タブをクリックすることでXMLを表示することができます。

ほかにも、ページ描画のプロセスで役立つ機能や、詳細入力の役割を果たすタブが使用できます。これらのタブはエディター・ウィンドウの左右、もしくは下に表示することもできますし、自由に移動できるフローティングに設定することも可能です。LANSAエディターの主な機能の詳細については、『Visual LANSA ユーザーガイド』「ワークスペースの設定」を参照してください。

上図で示されているエディター・ウィンドウの主な機能は次の通りです。

  • [アウトライン]タブには、 現在編集中のWebページに含まれているフィールドやリスト、その他のエレメントが表示されます。このリストのエントリーをクリックすると、[Web Page]タブの対応するコントロールが選択されます。[デザイン]のHTMLまたはXSLエレメント上でドラッグ・アンド・ドロップ操作が行われた場合、このエレメントは[アウトライン]タブ内で強調表示され、視覚的に確認しながらドラッグ・アンド・ドロップ操作ができるようになっています。
  • [Web デザイン] タブは現在のWebroutineの全言語そして、全テクノロジ・サービス・プロバイダ用のウェブデザインを全て表示します。このタブはウェブデザインを削除したり、変更を元に戻したり、言語のコピーを作成したりするのに便利です。

図の左側にあるウィンドウは以下のようになっています。

  • [リポジトリ]タブはリポジトリに保存された利用可能な全てのオブジェクトのリストが表示されます。LANSAフィールドはリポジトリからWebページへ(フィールドもしくはリストのいずれかとして)ドラッグ・アンド・ドロップすることができます。また、[リポジトリ]から[Webroutine出力]タブへ、もしくは[Webroutine出力]タブからWebページへドラッグ・アンド・ドロップすることもできます。
  • [詳細]タブは[Webページ]タブで現在選択されているコントロールのプロパティを表示します。
  • [Webroutine出力]タブは現在のWebroutineで使用可能なWebマップにあるフィールドとリストを表示します。必要に応じてこのリストからWebページへ、もしくは[リポジトリ]からこのタブへ、直接ドラッグ・アンドドロップすることができます。

     [WebRoutine出力]タブは次のような時に利用します。

  • デザインにリストをドロップする前にリスト内のフィールドの順序を変更する場合。この作業は別の場所では行えません。
  • Webマップ間でのフィールドやリストの移動・ローカルWebマップからグロ−バルWebマップまたはその逆方向への移動の場合。

     リポジトリと[WebRoutine出力]タブ間のオブジェクト移動の場合は、両方のタブが同時に表示されるように画面レイアウトを調整します。