2.10 タイプ
タイプ・ウェブレット - std_script - はビジュアライズされません。
std_typesウェブレットは、ウェブレットのプロパティとして入力できる情報のタイプを定義します。タイプは属性wd:typeを提供することでXSLソースの中で宣言されます。この属性でタイプ名を割り当て、このタイプに有効な情報タイプを詳述します。
例えば、以下のコードをstd_typesドキュメントの中で見つけてください。
このタイプstd:border_styleを参照するウェブレットのプロパティはいずれも境界線のスタイルに関連するもので、wd:enumerationステートメントの値が有効値として含まれることは、このタイプ定義から簡単に推測できると思います。
これを確かめるには、パネル(std_panel)ウェブレットをWebページに追加し、タブを選択して関連するパネル・プロパティを確認します。borderプロパティに関連付けられたドロップダウン・リストで使用可能な値を確認してください。想像通り、ドロップダウンの値はwd:enumerationステートメントと一致します。
次にstd_panelウェブレットを開き、XSLソースを確認して、ウェブレットのプロパティとタイプの関係がどのように確立されるかを見ていきます。
まず最初に、std_typesドキュメントがstd_panelウェブレットのXSLソースにインポートされることを確認してください。
そしてXSLソースを追っていくと、ウェブレットのプロパティとタイプ定義の間の関係が定義されているのが分かると思います。
これですべてがひとつにまとまります。
ヒント:独自のウェブレットを定義している場合、std_typesドキュメントに定義されたタイプを参照して、どの値が自身のウェブレット・プロパティで有効かを指定します。独自のタイプを作成する必要はありません。