1.5.3 ウェブレット
ウェブレットはフィールドや作業リストについての情報を取得し、様々な方法でそれを表示できるXSLの一部です。
この概要の段階では、ウェブレットはこれを使ってユーザーがWebページ上でやりとりをするビジュアルな構成要素だと考えてください。ウェブレットはハイパーリンクや、プッシュボタン、クリック可能なイメージなどを提供します。多くの場合、フィールドや作業リストのビジュアライズにも使用できます。
例えば、何らかのアクションをするために、選択した部門コードや記述をユーザーがクリックできるようにしたいとします。AnchorウェブレットをLANSAエディターの列にドラッグ・アンド・ドロップすると、部門コードと部門の記述がハイパーリンクとして表示されます。
これが、
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このようになります。
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以下はVisual LANSAと共に標準で出荷される、ウェブレット一覧の一部です。
リストボックスやプッシュボタンなど、分かりやすいタイプのユーザー・インターフェース・ウィジェットの他、'標準レイアウト・スキーマ'も含まれています。これらのウェブレットはWebページに基本的な外観を提供し、次のようなものも準備されています。
- 会社のロゴを表示する場所
- 様々なメニューのフレームワーク
- アプリケーションのメッセージが送られる場所
例えば標準レイアウト・スキーマ 1は、これまでもこのドキュメントのあらゆるところで使われていますが、次のようなものです。
標準レイアウト・スキーマ 2はすこし外観が違います。例えば以下のように左揃えされた列があります。
ウェブレットは、標準のVisual LANSAのユーザー・インターフェース・コントロールと同様、その外観や動作をコントロールするプロパティがあります。これらは[プロパティ]タブに表示されます。[プロパティ]タブは、ウェブレット選択時に[詳細]タブをクリックするとアクセスできます。以下はAnchorウェブレットのプロパティ・シートです。
シート上部にある、nameとvalueのパラメータ/プロパティを見てください。ウェブレット・インスタンス名は、ビジュアライズするLANSAフィールド名と同じで(DEPTMENT)、その値はフィールド値に設定されます。
シートの下に続くその他のプロパティを見てください。例えば、on_click_wamnameプロパティやon_click_wrnameプロパティは、ユーザーがアンカーをクリックしたときに呼び出されるWAMとWebroutineの名前を指定します。MYWAM01に戻って、DepartmentSelected Webroutineは以下のようになります。
ウェブレットは基礎となるJavascriptコードや、その他のWebページの表示できないコンポーネントを供給するなど、ビジュアルでない役割も果たすことができます。