2.8 Javascriptとスクリプト・ウェブレット
2.8.2 ウェブレットのプロパティ用のインラインJavaScriptをフォーマットする方法
スクリプト・ウェブレット - std_script - はビジュアライズされません。
std_scriptウェブレットは多くの外部のJavaScriptファイルをロードし、LANSAのウェブレットで使用される多くのJavaScript変数やファンクションを初期化します。これはすべてのレイアウトのHEADセクションに含まれていなければなりません。
参照される外部のJavaScriptファイルは、ウェブサーバー上にインストールされる少数のJavaScriptファイルで、WAMをサポートします。これらのスクリプトはイメージ・ディレクトリの下にあるサブディレクトリ/scriptに直接ロードされます。以下のJavaScriptファイルが提供されています。
- std_script.min.js
- std_script_v2.min.js
- std_script_messages.min.js
- std_script_messages_fra.min.js
- std_script_messages_jpn.min.js
- std_script_lansa_ppc_xhtml.min.js
- std_script_lansa_ppc_xhtml_v2.min.js
std_script.min.js、std_script_v2.min.js、std_script_lansa_ppc_xhtml.min.jsおよびstd_script_lansa_ppc_xhtml_v2min.jsは提供される全てのウェブレットに必要な、核となるJavaScriptコードを提供します。Std_script_messages.min.jsは、ウェブレットによってユーザーに表示される全てのメッセージを定義します。 また、 std_script_messages_fra.min.js と std_script_messages_jpn.min.jsはそのメッセージの翻訳版を提供します。
これらのファイルは縮小されています(つまり多くのスペースが取り除かれています。)縮小されていないバージョンのファイルも同じディレクトリ内で提供されています。
JavaScriptメッセージを独自にローカライズして提供したい場合は、std_script_messages.min.jsをコピーし、メッセージを翻訳してください。そしてこの言語固有のstd_localeウェブレットを編集し、lweb_script_messages_fileとlweb_script_messages_file_charsetの変数を更新します。
ページまたはレイアウトに独自のJavaScriptファイルを追加するには、自身のJavaScriptファイルをWebイメージの外部リソースとして登録します。この外部リソースを必要なWebroutineまたはウェブレットに追加します。対応する<script>エレメントが実行時に自動的に追加されます。
注:- 全てのレイアウトにはjavascript_filesプロパティがあり、これはstd_scriptウェブレットに渡されます。このパラメータは、カンマで区切られたファイル名のリストを使用します。(/scriptディレクトリに関連付けられていると仮定されます。)
- バージョン13.0以降のWAMの出力はUTF-8です。 javascript_filesプロパティの<script>エレメントにはcharset属性がありませんした。ですからメイン・ドキュメントと同じ文字セットだと仮定されていました。下位互換性を保つため、これに現在はcharset属性が加えられ、言語JPN(日本語)の場合は"shift_jis"、その他の全言語は"iso-8859-1"が省略値です。異なる文字セットを指定する必要がある場合は、ウェブレットstd_scriptのjavascript_files_charsetプロパティを使用します。(自身のサイト・レイアウトにこのパラメータを追加する必要があります。)これよりも良いアプローチとして、別途独自のJavaScriptファイルを外部リソースとして登録し、これを含める方法があります。
提供されているウェブレットの多くにも、XSLの中に小さなインラインのJavaScriptファンクションがあります。